西国三十三所番外・花山院菩提寺です。
兵庫県三田市尼寺(にんじ)にあります、
真言宗花山院派のお寺です。
地名の尼寺(にんじ)の由来は
法皇付きの女官11名が
法皇寵愛の弘徽殿の女御藤原忯子の位牌を奉じて訪ねて来たものの、
女人禁制ゆえに登山を許されなかったため、
尼となって麓に住み着いたことに因みます。
集落内には十二尼妃の墓と伝わる大小12基の墓(中央の大きい墓が弘徽殿の女御のものとされる)が存在し、法皇を慕って弾いたと云われる琴弾坂があり、石碑が立っています。
Wikipediaより
この地に尼寺があった訳ではありません
開山とされる法道仙人は、天竺から紫雲に乗って飛来したとされます。
・薬師堂
こちらにもご挨拶^^
薬師堂はもう一つの本堂で西国四十九薬師の第21番札所です。
私の西国四十九薬師巡礼発願のきっかけをいただいたのはこちらでした。
ご本尊は当然薬師瑠璃光如来坐像。
両脇にはお約束の日光・月光如来立像、
さらにその両脇に十二神将がお祀りされています。
睡蓮が咲いていました。
花山法皇殿(本堂) でお勤めします。
向かって右に花山法皇坐像、
左にお大師さまの坐像が祀られています。
今回は内陣にライトが点いていたので
十一面観音さま✨
花山法皇、
お大師さま
全てのお像が大変見やすく拝見できました。
御廟にも毎回お線香をお供えしてご挨拶致します。
大変な女好きで強烈な逸話もあるようですが😅
『大鏡』の花山院出家の様子はやはりお気の毒です。
本堂、薬師堂の前からすぐなのですが、
御廟の方まで行かれる方が大変少ない^^;
近くにいらした来訪者の方々に
「御廟はあちらですよ^^」とご案内しました。
御手洗の手前にも古そうな宝篋印塔がありました。
続きます。