松ヶ崎大黒天納め甲子の日のお話。

昨夜の記事
の続きです。




襖戸が開くともう異世界✨

薄暗いですが、いつも外陣から手を合わせていた場所でした。

紛れもなくそこに自分が居る!

TVセットの中に入ったような気分で

用意されている椅子に座りました。

もう1名、男性の方がご一緒になりました。

御祈祷が始まりました。

ポクポク くぉんくぉん…リズミカルに、

時にそれ以上の迫力ある木柾の音。

薄ねず色のような法衣が揺れます。

途中、
お隣りの男性と私の名前・年齢が
力強く2回読み上げられました。

大黒天さまに向かって御祈祷されていた僧侶が
くるっと後ろ向きになられ

火打ち石をカチカチと打ち、
火花が飛びます。

そのあと
日蓮宗独自のお道具であろう木剣(ぼっけん)

↓こういうのです。

が鳴らされました。

音に詳しくないので
今まで聞いたものの中で例えるなら
一番近いのが、
拍子木です(^◇^;)

そのあと、朱に金の入った布地で包まれた、
着物の帯まくらを大きくしたようなもので左右の肩と背中を押してくださいました。

ネットから拝借した写真です。

着物の帯まくらを大きくしたようなものは


〝荒業中に自分で書いた法華経の要点をまとめたものを入れた筒状の撰法華経〟

とありました。

木剣も
〝大荒業で得た秘法が描かれた〟とありますびっくり

もの凄いお力が込められているのですね爆笑

ありがたいことでした照れ

御祈祷が終わると
「大黒さまをお近くでお参りください」と言ってくださいました❣️

ずっと拝見していた大黒天さまは実はお前立ちで、その後ろに
小さなお厨子がありました。

扉は開いていましたが
薄暗くてはっきりとは見えませんでした。

けれど、
それこそが
最澄さんが刻まれた大黒天さま。



以下、松ヶ崎大黒天・妙円時ホームページにある説明文です。

〝大黒天のご尊像は、伝教大師(天台宗最澄上人)一刀三礼の御作にして、立正大師(日蓮聖人)甲子年月日のご開眼であり、開山日英上人のご感得にて鎮座されました。
大黒天は、仏教の守護神であり、法華経・仏教信仰者の守護神であります。当山の大黒天は、京都の子丑の方角(表鬼門)に祭祀され、京都鬼門守護の福の神であり、由緒正しく、慈愛同仁・福禄相にみちた「寿福円満 開運招福 商売繁盛」ご守護の大黒さまです。
尚、昭和44年1月20日、ご信者の献灯により堂宇が焼失しましたが、大黒さまは水火を免れ、無事ご出現されました。それにより「火中出現 火伏守護の大黒さま」として崇拝されています。〟


おかげさまでコンプリート出来ました❣️

晴れ女の私ですが、
松ヶ崎大黒天にお参りする日はいつも傘がいるか要らないかの微妙な雨模様でした。

最後の甲子の日は
快晴☀️
御加護もいただけて
感謝感謝の大黒天さまでした。


今夜も見に来てくださって
ありがとうございます。

今日も幸せでしたね。

明日のあなたも
たくさんのハッピー♪
ありますように✨