煩悩の種類。
続きです。
順番だと六十から六十五なのですが
裏が白紙だったのでありません。
仕方ないから飛ばして
六十六から七十七
六十六.
欲有(よくう)…欲求の制限に悩み怒り愚痴するもの
六十七.
色有(しきう)…自分の体が無事永続的ある様に望むこと
六十八.
無色有(むしきう)…学問による知識を望み、名誉・地位を欲求すること
六十九.
業有(ごうう)…理性ではどうにもならない心の働き
七十.
報有(ほうう)…善悪に対しての報いを受ける
七十一.
非道計道(ひどうけいどう)…悟ろうという気持ちが無い者が正しいという考え
七十二.
非因計因(ひいんけいん)…生まれつき身に備わっていないのが元因という考え
七十三.
慳(けん)…物を惜しんで貪ること
七十四.
法慳(ほうけん)…道理を教えないこと
七十五.
家慳(かけん)…自分だけ家に出入りするが他人を入れようとしない事
七十六.
称讃慳(しょうさんけん)…自分自身は褒めるが、他人や仏を褒めようとしない事
七十七.
有身見(うしんけん)…自人の物でも自分のものにしようとする執着心