法然院の続きです。
時間になり本堂へ。
善気山念佛会第一部です。
椅子が3列に並べてあります。
一番前の列には
各々小さな木魚が置かれています。
木魚席が一つ空いていたのですが、
そこに座る勇気はありませんでした
三列目の阿弥陀様の正面に座りました。
『浄土勤行式』が置かれているので、
それをお借りします。
信徒さんがポクポクと木魚を打ち出し、
コンサートの前奏のようです。
同時に、
場の空気が住職の登場を望む雰囲気になり
御住職登場
そこからは
お経とお念仏三昧です
久しぶりの「一枚起請文」❣️
巡礼を始めてからは天台宗、真言宗が多かったので、浄土宗のお勤めは懐かしさいっぱいでした♪
毎日のように唱えさせられていた高校時代のより、少し大人バージョンに感じられました
お勤めの後は第二部の
〝『浄土勤行式』を読む〟です。
『浄土宗 毎日のおつとめ』も下さいました。
資料。
メモ書きをステッカーや冊子で隠しています
時折、浄土真宗との違いも織り交ぜてお話し下さいました。
〝六時礼賛〟も三十三間堂で法然上人がされた等、歴史的事実としては知っていても、
日が沈めばその日が終わり、そこから新しい日が始まる、〝あかしくらし〟から〝暮らし〟がきていると聞くと、一日の区切りが夕方だったんだと改めて実感しました。
そして
〝実際〟という言葉。
その意味
究極の根拠。存在がそれによって成立している根拠。実在の極限。存在の究極的な姿。法性・真如・空と同義。
を知ってからは極力使わない!と
御住職が仰ったのが印象的でした
…確かに軽々とは使えない意味です
何より
最後に
本当かどうかではない。
どう信じるか、
どう信じたいか。
そして
どう実践することが、
生きていく力になるかが大切!
との言葉が胸に残りました✨
自分のしていることは果たして、
生きていく力になる実践になっているのだろうか?
それも、ただ生きるのではなく、
よりよく生きていきたいものです✨
続きます。