〜京都洛西観音巡り〜来迎寺②希少な種字曼荼羅板碑来迎寺の続きです。薬師堂明治初期に廃寺となった旧薬王山光勝寺のご本尊だったとされる木造の薬師如来坐像と、脇仏と伝わる木造の阿弥陀如来坐像が安置されています。平安時代後期の作で、向日市では最古の仏像になります。種字曼荼羅板碑南北朝時代のもので、松香石の石棺の蓋を利用して作られた希少なものだそう隣りには宝篋印塔もありました。貞和4年(1348)の銘あり。さて、素敵な観音さまを拝見して、次の31番札所の福成寺を目指して樫原方面へ向かって歩きます。