洛陽三十三所観音霊場
するとなんということでしょう♪
第二十一番札所は
法性寺です。
延長二年(924)に左大臣藤原忠平が創建。
以後、藤原一門の加護を受け、平安時代を通じて大いに栄えた藤原家の氏寺である。
現在、国宝に指定されている観音様は
創建当時の仏像であり、
灌頂堂の本尊と伝えられ「厄除観世音」の名で知られている。〉
ネット情報やバスツアーでご一緒した方々のお話しから考えて、
行く前に電話を何回か入れてみました。
繋がらず。
この日は法性寺、六波羅蜜寺、清水寺の順で行く予定でしたが、順番を変え、六波羅蜜寺、清水寺、法性寺になりました。あーあ…(その理由は後ほど)
インターホンを押します。
しばらく待ちます。
応答なしです。
数分待って再び押します。
人の気配があるので、待ちます。
さらに数分待って
インターホンを押します。
応答なしです。
かすかに人の話し声がするので
また押しました。
中にも入れないので手持ち無沙汰です…
待っている間に外からお勤めをすることにしました。
こちらの観音さまは
〝厄除け観音さま〟だそうなので、
いつも通りの開経偈から回向文までを終え、
自己紹介の後、
「洛陽三十三所観音霊場を回らせていただき、
本日こちらで満願ですので、御朱印を頂きたいです。法性寺の厄除け観音さま、どうかお取り次ぎをお願いいたします。」とお願いしました。
間髪入れず
中の建物のガラス戸がスーッと横に動き、
男性の方が上がり框に腰掛けて靴を履いてらっしゃいます。
厄除け観音さま!ありがとうございます
仕事速い
その男性はお客様だったようです。
帰られるタイミングだったのか
帰してしまったのか…
「急かしてしまって申し訳ありません。」と謝ると「用は済んだから」と涼やかな顔で足取り軽く帰られました。
そして腰の曲がった庵主さまとおぼしき方が
「(インターホンが)鳴っているのは知ってたんやけどなぁ〜」と仰ったのでした…
そしたらせめてインターホン越しで一言、返答して下さったら、大人しく待っていたのですが…
客人のいらっしゃる中、急かさずに済んだんだが…と思ったものの、
心の中に納めました。
お盆を持って来られたので、そこに御朱印帳と納経料を置き、待ちました。
(門の中には入れていただけません)
霊場とは?
札所とは?
巡礼とは?
御朱印の意味とは?
お寺とは?
色々考えさせられた札所でした。
そして念のため先達申請について
尋ねてみたら
案の定、〝もっと大きなお寺さんで言ってもらわなー〟と言われました。
あー、やっぱり
分かってたから朝一で来たかったのよ
顛末は雑記に書きます
あなたにも
観音さまの大慈大悲が
届きますように✨