次に意識したのは
〝見えない見栄を張る、ちょっとだけ頑張る〟でした。

それは私の場合、書籍や言葉に対して顕著でした。

自分が知らない本を友人やクラスメイトが読んでいるのを見たら気になって仕方がない。だから裏で自分もその本を手にとってみるのです。

できれば当人より早く読み終えるように…

意味がわかっても分からなくても、字面を追うだけになったとしても、最悪途中で挫折しても構わない。

誰も私が誰かさんと同じ物を読んでいるなんて知らないのだから。

また、初耳の言葉は意味がわからないのが気持ち悪くて、すぐに辞書を引いて確かめていました。

知らないのが悔しいとばかりに未知の領域に興味を持ってみる。

それは日常がイキイキとするきっかけを連れて来てくれるかもしれません。