ただ今、オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』内で配信する50分ぐらいの映像作品を作っております(※まもなく完成します)。

もろもろの制作費は、地上波のゴールデン番組一本以上かかっていて、もう何のこっちゃ分かりません。

この調子で、サロン内限定配信の映画を作ることもあるでしょうし、他方、サロン発のエンタメを世間の皆様にお届けすることもあります。
今度の東京タワー展や、エッフェル塔展などがそうです。


「うまくいくかどうかは分からないけれど、思いついちゃったし、面白そうだから、グダグダ言ってないで、とりあえずやってみよう!やってみてから、考えよう」というのが西野亮廣エンタメ研究所のモットーで、“偉いオジサンが納得させるまで企画を進められない”という低速モードに入らなくていいので、非常に助かっております。

そんな中、昨日、NewsPicksの生配信イベントがありました。
大好きなメンツばかりだったのと、テーマが『オンラインサロンって何?』だったので、面白そうだから参加させていただいたのですが、イベントの途中から僕の中で少しずつ違和感が生まれました。

討論は『オンラインサロンをやっている人達』と、『オンラインサロンに懐疑的な人達』とで分かれる形になっていて、“『オンラインサロンに懐疑的な人達』の意見があるおかげで、『オンラインサロンをやっている人達』は説明機会を与えられている”ということは百も承知なのですが、途中から、「知りもしないのに否定してしまう人達に説明する」という行為に、いささかの面倒臭さを覚えてしまいました。

世の中には二種類の人間がいます。
『面白そうなものに飛びつく人』『結果が出たものに飛びつく人』です。

『結果が出たものに飛びつく人』は、その文化が目に見える形で結果を残すまでは懐疑的で、その文化に参加していない(その文化のことをよく分かっていない)自分を肯定する為に、その文化を否定しますが、まもなく、その文化が結果を出し始めると、否定してしまった過去は無いものとして、シレーッと参加します。

とにもかくにも『結果が出たものに飛びつく人』は、結果が出るまでは頑として動きませんので、どれだけ説明しても無駄です。
そういう人達に理解してもらう為に、やらなきゃいけないことは「説明」ではなくて、「結果を出すこと」で、今、オンラインサロンオーナーに迫られている問題は、まさにそれだと思います。

そもそも説明から生まれた文化なんて、これまで一度もなくて、ピカソも、ディズニーも、王貞治も、サザンオールスターズも、ダウンタウンも……自分達の面白さを懇切丁寧に説明することで世に出たわけではなく、結果を出し続け、ジワリジワリと賛同者が増えてきたから世に出たわけです。

「全員に納得してもらってから、さぁ、始めましょう」という順番がそもそも間違っていて、昨日は、長く続く討論の中で、観覧に来ていた女子大生が「ガタガタ説明するのダサくないですか?」的なコメントを発して、彼女が僕の中でのMVPでした。

討論なんてほどほどにして、『西野亮廣エンタメ研究所』では、他の誰もマネできないような圧倒的なエンターテイメントを作り続けていきます。
その結果で判断していただければ幸いです。


【オンラインサロン】
毎日、議論&実験&作品制作&Webサービスの開発&美術館建設を進めています。
んでもって、ビジネスに関するコラムを毎朝投稿しています。
今日は「レストラン型エンターテイメントと、BBQ型エンターテイメントの次」というテーマでコラムを書かせてもらっています。
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