
「読み聞かせできる絵本」を作る
キンコン西野の絵本最新作は、お父さんお母さんの味方! なんと『読み聞かせ』ができる!
タイからベトナム(ホーチミン)に向かっています。
乗り換えの時間などもタップリありますので、移動中はそれなりに仕事をしているつもりです。
今回は、その『ほんやのポンチョ』の話を少しだけ。
新作を発表するのは、絵本『えんとつ町のプペル』から実に2年ぶり。
たぶん、2019年の年明け~春頃の発売となると思います。

| えんとつ町のプペル 2,160円 Amazon |
このブログのタイトルにもありましたとおり、なんと今回の最新作『ほんやのポンチョ』は読み聞かせができます!
…と言うと、「なんだよ、逆に、これまで、できなかったのかよ!絵本なのに!」と突っ込まれそうなので、先に答えておきます。
はい!できませんでした!
『えんとつ町のプペル』は80ページ。
処女作『Dr.インクの星空キネマ』にいたっては、140ページ!!
こんなバカサイズの絵本を、どこの親が読み聞かせするというのでしょうか?
子供から「プペル読んで~」と絵本を渡されたお父さんお母さんの絶望的胸中をお察ししてハゲてしまわれた西野氏
「西野の絵本を買う」ということは、常に、そのリスクがあるわけで、このままだと、お父さん、お母さんが可愛そうです。
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そうだ!『読み聞かせ』できるサイズの絵本を作ってみよう!
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そこで心優しい西野氏は、世のお父さんお母さんの為についに立ち上がります。
『読み聞かせできるサイズの絵本』の制作です。
次回作『ほんやのポンチョ』は、とにもかくにも、『読み聞かせができる絵本』を大条件に制作をスタートさせました。
サイズは全40ページ(文章のページは20ページ)。
1ページあたりの分量も以下のとおり。
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【1ページ目】
ポンポンポンチョは、ほんやさん。
あさは はたけの おてつだい ひるは ばあばの にもつもち。
いつも みんなの おてつだい じぶんの ことは あとまわし。
これで1ページが終わります。
だいたい1ページが3~4行。
この分量と、このリズム感(5.7.5調)で最後まで突っ走ります。
1冊読み終わるのに、7~8分といったところでしょうか?
『えんとつ町のプペル』のコピペみたいな作品を作ったって仕方がないので、勝ちパターンに入る前に自分からブッ壊してみることにしました。
すでに背景の制作は終わり、今はキャラクターを描いているところです。
制作過程(making)を詳しく知りたいかたは、オンラインサロンを覗いてみてください。
「どこにどんな色を入れたら、どうなるか?」といった、かなり具体的な部分を公開しております。

そんなこんなで、キングコング西野がはじめてお父さんお母さんに寄り添った作品『ほんやのポンチョ』の制作も間もなく大詰め。
カラッとした結構カジュアルな物語になっております。
お楽しみに(*^^*)
【にしのあきひろ最新作】
『ほんやのポンチョ』
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