キズ本(付箋を貼ったり、折り目を入れた古本)シェアサービス『しるし書店』がスタートした。
『レターポット』のように偏差値は高くないし、「ニーズがある」ということを皆が理解しているところからスタートしているので、派手な広報活動をしなくても、普通に流行ると思う。
海外展開も見越して、運転していきたい。
ちなみに、欲しい人がいたらあげるので、言ってください。
僕は一応作家としても活動しているので、こういった書籍に関するサービスにタッチする時は、極めてデリケートだ。
ちなみに、僕の本はバンバン古本屋に売ってもらって構わない。
現代は、読み手が発信力(SNS)を持っているので、より多くの人に手渡って、より多くの人に宣伝してもらった方が得策だと“僕は”考えているが、当然、「古本屋に売られたら、作家にお金が入らない」と考える作家がいることも知っている。
ただ、そういった作家さんも「とはいえ、Twitterとかで一人でも多くの人に宣伝してもらった方がいいし…」と考えているだろう。
『古本屋に売られたら、作家にお金が入らない問題』の本質は、「転売される」ことではなく、「転売され続けること」だと僕は天才なので考える。
つまり、作家は、「古本屋で買った本が、また古本屋で売られたら、俺には一生お金が入らないじゃないか」という不安を抱えているわけだ。
この「無限転売」を解決する方法は一つで、
『キズ本』にしてしまえばいい。
『しるし書店』はいわゆる古本屋さんではとても取り扱えない(本来ならば捨てられてしまう)『キズ本』だけを扱っていて、そこに価値が発生している。
あなたが付けたキズ(しるし)に価値が発生しているわけだ。
そして店主は、そのキズ本(しるし本)を売る為に、キズの入れ方は勿論のこと、その本の魅力を惜しみなく宣伝する。
国民全員を本屋さんにして、呼吸をするように本を流通させたら、今よりも少し面白い未来が来ると思う。
ひとまず10万店舗を目標に頑張りまーす。
『しるし書店』の出店は→コチラ
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