ここ最近、むつみ、拓也とまだまだ若い子が続けてお空に行ってしまい暗く重い雰囲気だったシェルター。
でもどんなところにも必ず救世主と言うか、場を和ませてくれるムードメーカーは現れます。
おなじみのタラオ。通称タラちゃん。だいぶ大きくなり、最近去勢手術も済ませて、晴れて大人の男となりました。いつでもマイペースで天真爛漫な性格です。
タラオは仔猫の時に道に落ちていたところをTNRの方が見つけて保護してくださり、スタッフが自宅で世話をしていました。今日は母代わりのスタッフに甘えまくっています。まるで本当の母親そのものな様子でくつろいでいます。
↓去年10月、保護されたばかりのタラオ。ガリガリなうえに猫風邪で目がグチョグチョ、瞬膜の癒着を起こしていました。そのせいで今でもお目目が弱く、弱視なようです。(朝晩、処方された眼軟膏を塗っています)
幸運にも保護される猫はほんのひと握り。多くは人知れず衰弱し、飢え、渇き、寒さ、痒み、痛み、ありとあらゆる苦しみに打ちひしがれながら、ひっそりと命を落とします。こんな不幸な悲劇を無くしたい。それにはどうしても繁殖そのものを止める必要があるのです。
優しい人が通りかかってたまたま救われた小さな命。その子が今、時に重いシェルターの雰囲気をガラッと変える程の明るい光をシェルターにもたらしてくれています。
もし、あなたの目の前に、困っている動物が現れてしまったら💦、是非目を逸らさずに勇気を持って手を差し伸べてあげて欲しいと思います🙏
当シェルターでは原則としては引き取りは行っておりませんが、動物の育て方や飼い方、里親さんの探し方などのご相談にいつでも応じさせていただいています。
また、預かりボランティア(家で犬猫を育てながら譲渡会に参加して里親さんを探す)という方法もあります。
動物は自分が助けられて今ここに居る、ということを良く分かっています。そしてその感謝と喜びをどうにかして伝えようとしてくれます。(あくまでも個人的感想ですが。)それを感じられるのがうれしくて、私はシェルターボランティアをしています。
いつも応援いただき📣、ありがとうございます。
スタッフ 中山
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