お客様は何を望んでいるのでしょうか。

 

多くのお店が、来て欲しいお客様は何を望んでいるのでしょう。

 

端的に言えば、恥をかかないこと。

逆を言えば「いいかっこ」できることです。

 

恥をかかないとはどんなことでしょう。

 

意中の女性と、大切な家族の記念日に…。

予約した人は、その相手になんと言って誘うのでしょうか。

 

「ちょっといい焼き肉屋さんを見つけたんだけど一緒に行かない?」

 

その期待感にどうやってお答えするかです。

 

特にリピーターの方は、前回との比較です。

特に良いものを頼まれるお客様が実は恐いんですよ。

お金は関係ないですから…。

 

自分の想定するものより良くないものが出てきたら

恥をかくのは、お店ではなくて、連れてきた人です。

 

逆に食べたことがないくらい、美味しい黒毛和牛が出てきたら、鼻高々です。

 

店の人にとっては、1日100人来る中の一人です。

加工担当の人からすれば、100kg加工する中のわずかに数百グラムです。

 

でも、お客様にとっては、出てきた一皿、一品がすべてです。

 

こういうことができるかどうかが、繁盛店になれるかなれないかの差だと思います。

 

各地のブランド牛も結局はどこかの努力した店が創り出したもの。

農家にブランド化はできません。お客様の評価が直接、得られませんから…。

遠いところのブランド牛は、あまり研究したことがありませんが、松阪牛にかぎつては、和田金や牛銀を始めとする地場の名店が、それこそ100年かけてお客様の期待に応え続けてきたから、今の松阪牛が有り、高い相場で取引されるのだと思います。

 

今日の最優秀賞、多分、どこに出しても恥ずかしくな出来映えです。

それにふさわしい、繊細、かつ大胆な加工ができているでしょうか。味付けは自信を持って、お客様にお出しできるものでしたでしょうか。

 

そういった、今日よりもちっょとだけよい明日の仕事をすることが、お客様の満足につながり、繁盛店につながります。

 

良い接客に関しては、改めて話します。

飲食業の歴史がからんでくるので、ちょっと長くなりますが…。