全てのものに必ず
光と影が存在する。
それを、光ととるも影ととるも
見る人、受け取る人次第。
あるイベントが午後に行われる。
その日の昼前まで雨…
イベントは屋外。
あちゃー。
地面が水たまりだらけで
ビチョビチョになるやん〜。
思い通りに出来ないやん…。
いっそのこと中止して、延期してほしい!
うんもぉ~!
主催者はなかなかその判断をしてくれないし、連絡が遅い!
最近のそのイベントは、結構な確率でそんな状況。
参加者から上記のような不平不満も聞こえてくる。
私もヤキモキした。
昼前に公式ラインで連絡が入り、予定通り実施されることになった。
そして、スタッフさんが地面のコンディションを整えているとのこと。
コンディションを整えるとは、水たまりの水をスポンジで少しずつ吸い取っていくのだ。
これは根気がいる。
寒い中、冷たいし、泥水で汚れる。
スタッフは少ない。
私は、思い立って手伝いに行った。
夫は「お前が行った頃には終わっとる。行かんでもええやろ。」と言っていたが、これは、スタッフさんのためではなく私のためだ。
誰がそのイベントに出場するのか?
私だ。
到着すると、二人のスタッフさんがスポンジで水を吸い取ってくださっていた。
私も少しだけだったけど、協力させてもらった。
結局、私の結果は思い通りの成果ではなかったが、私は満足していた。
自主的に行動したからだ。
そして、自分も行動したからこそ分かる相手の思いやり。
その世界には感謝が溢れている。
大変なのにコンディションを整えて下さってありがとうございます。
めったに参加出来ない人のために、判断をギリギリまで延ばして参加出来るチャンスを与えて下さってありがとうございます。
これが、光(から見た)の世界だ。
反対に行動していなかったら、こんなバッドコンディションでイベントするからだ!と怒りや不満が湧いていただろう。
または、もうこんなイベント参加しない…という拗ねが発動しただろう。
これが、影(から見た)の世界だ。
もちろん、行動に移さなくてもその世界を想像して、その境地に近づき、相手と接したりすることは可能だろう。
しかし、光の世界を作り出していく最強、最短のツールは行動だ。
行動することで、その光の世界は出来上がる。
そして、感謝は、必ず相手に伝わる。
もちろん不平不満や拗ねも。
そこで展開される世界も180度変わってくるのは、想像に容易い。
どちらの世界も自分が作り出せるのだ。
さぁ、あなたはどちらの世界を生きたい?