自宅で寝たきり安静3ヶ月間、 と言うと、
「ずっと寝たきりって大変だね、とか、疲れるでしょう?」
と言われることがあります。

 

私が逆の立場だったら、

「ずっと寝たきりって、何やって(過ごしてる)んだろう?」

と疑問に思うと想像するのですが、まだそう聞かれたことはありません。

痛くて何もできん!という状況だとか、聞かれて嫌な人もいるかもしれないので、聞くのを遠慮するかもしれませんね。


やっと勝ち取った休日に、24時間以上ただひたすら寝て過ごした(正確には、寝て起きたら2日後だった)ことは何度か経験ありですが、
「何ヶ月も寝たきりで過ごす」
のは初めてで、一般的にも珍しい部類の経験かと思います。

そんな寝たきり生活を1ヶ月過ごしてきた私が、日々何をしているのかを記録しておこうかと思います。

毎日やっていることの1つは、廃用症候群予防のためのリハビリです。

文字してみたら何だか仰々しいですが、要するに
(※あくまでも個人の理解と覚書です)
ずっと寝たきりで起き上がったり歩いたりしないと、だんだん体力やら筋力やらメンタルやらが落ちてきて、起き上がれなくなったり、歩けなくなったり、メンタルにダメージをうけたりする廃用症候群っていうものになる危険があるので、そうならないように予防しましょう!ってヤツです。

やってることは、膝、足首、股関節などの曲げ伸ばし体操や、腰や背骨に負担をかけないよう注意しながらの簡単な筋トレです。

私の場合、寝たきりで足をほとんど使わないことの影響が、数年前に膝の手術した患足に顕著に現れた(ヤバイ、完全に伸びない!曲がりが悪い!となりました)ので、足のリハビリは特に意識しています。

痛みが治まり、痛み止めの服用を中止した受傷2週間後あたりに、寝たままゆっくりと足の曲げ伸ばしをしてみたところ、


・足(膝、股関節、足首)が少し固まっているようで、曲げ伸ばしがしづらい。
・ほんの数回で疲れきってしまって、続けられない。

といった有様で、

健康な人を寝たきりにすると、2週間で立ち上がれなくなる(それほど筋力や体力が落ちる)、と言うのはこのことか!

と衝撃を受けたのをきっかけに、始めました。

病院でリハビリの指示を出されたわけではないので、あくまでも自己責任の範疇ですし、多少痛みや違和感がある時は、筋トレはせずに足の曲げ伸ばしだけやる、といった形で調整しています。


これからも無理のない範囲で、続けてみようと思っています。