ご近所の襖屋さんからのご依頼でこんなの作りました。
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何これ？
襖縁のホゾを切る冶具です。
冶具っていうのは正確な加工をするために
工具類を一定の位置で支えたりする補助器具のことです。
Jigって英語の当て字なんですね。
店主も初めて知りました。
こんな風に使います↓↓↓
これで作ったホゾをこんな風にはめ込みます。
寸分の狂いもなくピタっとはまりました。
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以前に店主がこれを使っているのを見た襖屋さんが、
ウチでも使いたいので作ってほしい～
ってことで今回作らせて頂きました。
ノコ刃のガイドは0.5mmの切り込みで。
下部のボルトで角度や深さを微調整できます。
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水平切りは先ほどの0.5mmのアルミ板で厚さを決めてます。
こちらも下部のボルトで微調整可能です。
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先端部のアングル位置を微調整することでホゾの長さを調節できます。
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今回はまとめて４つ作りました。
依頼者の襖屋さん用に一つ、自分用に一つ、
あと二つ在庫がありますので、もし欲しいって方がいらっしゃいましたらお譲りします＾＾
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４つ並べると宇宙艦隊？
襖の新調があったのでさっそく使っちゃってます。
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ま、そんなに数をこなすわけでもないので、店主としてはこの冶具で十分かなって感じです。
ちなみに襖縁をホゾ継ぎではなく釘を打ち付けてある襖もよく見かけます。
これやっちゃうと見た目も悪いし、張替えの度に釘穴が増えちゃうんですよね。
施工スピード優先なのかもしれませんが、仕上がりは痛いですね。
当店はスピードよりも品質最優先、曲げられない店主のこだわりなのであります。
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工務店に頼むほどでもないし・・・
かといって自分でやるのも大変だし・・・
どこに頼めば良いかわからない・・・
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