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自然治癒力を高めて、家庭で、自分で、糖尿病・ガンなどの生活習慣病や難治疾患に対処するためのブログ!

人間の生命力は私たちが思っている以上に強力です。毎日食べている食物がどのような流れで細胞になるのか、血液は何のためにあって、どこで作られているのかなど、身体の基本的なメカニズムを理解できれば、他人に頼らず、自分と身内だけで病気に立ち向かうことができます。

化学肥料や農薬をバンバン使って育てた、

見栄えが良い野菜と


自然農法で育てた見栄えが悪い野菜、

どっちが食べたいですか?

ここに新谷弘美先生が著書『酵素力革命』で

使っておられるデータがあります。

文部科学省が出している食品標準成分表で、

ホウレン草に含まれる鉄分について、

100g中 1950年 13mg  2000年 2mg

6分の1以下に低下

ニンジンに含まれるビタミンCについて、

100g中 1950年 10mg  2000年 4mg

40%に低下

キャベツに含まれるビタミンCも

100g中 1950年 80mg  2000年 41mg

50%に低下

こうしたミネラルやビタミンの含有量の低下は、

多くの野菜や果物にも当てはまると思われます。

同じ野菜でも育て方、作られた場所でも違ってきます。

いくら農薬や化学肥料を使わないで育てても、

他の野菜・果物と区別はつきにくい。

最近はお百姓さんの名前、写真入りの

野菜や果物が目につくようになり、

少し前進といったところですかね。

実は、栄養士の先生方は、

先ほどの食品標準成分表のデータを使っていますので

どんな食材でも同じように栄養が摂れる

と言っています。

ここに大きな誤りがあるのです。

正直に、育て方、育てている場所について言及して、

明らかに摂取する栄養成分について違いがあることを、

明言すべきです。

また農薬、化学肥料の害についても

はっきり言う必要があります。

また、ある種の野菜などは、

収穫後に防腐剤や防黴剤をたっぷりかけて出荷しますので

その点も明確に言わなければなりません。

しかし、日本の社会通念として、

消費者の健康より、経済優先、企業優先の論理が働きます。

ですから、消費者はもっと賢くなる必要があります。

ここに同じ新谷先生の本の中に、

食と人間の生命力についての引用がありましたので、

ここで再引用します。

明治時代初期、ドイツ人医師が東京から

100Km以上離れた日光に行くことになった。

医師は、馬を6回乗り換え、14時間で到着

同行者は一人の車夫の人力車で行って、

遅れることわずか30分で到着したとのこと。

車夫の食事内容を調べてみたら、

「玄米のおにぎりに梅干し」「味噌大根の千切り」「沢庵」

普段も「コメ」「大麦」「ジャガイモ」「粟」「百合根」

などの粗食が中心で、動物性タンパク質は

ほとんど口にしていなかったとのこと。

さらにこの話には落ちがあり、この医師は

「肉を食べさせればさらに力が出せるのでは?」と考え、

20代の二人の車夫を雇って実験したしたそうです。

一人には肉料理をとらせ、

もう一人には、従来通り玄米おにぎり中心の食事。

そして80キロの荷物を積んだ人力車を40Km走らせた。

玄米食の車夫は、3週間は走り続けられたのに対し、

肉食の車夫は3日でダウンしたとのことです。

You are what you eat.

食べるものがあなたをつくる。

糖尿病と戦っておられる方は、

もっと食べ物の質や添加物、

動物性タンパク質は本当に必要かについて

考えた方がいいと思います。