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わが家には大学4年生の娘がいるが、医療関係の学部に所属しており、この「新型コロナ」の影響で
通常なら最終年度に大きな意味を持つ「病院実習(一般企業で言うところの「インターン」のようなもの?)に行けていない。同じように、今年就職活動を行っている学生たちは、後々「コロナ世代」などと呼ばれたりするのだろうか。私は1990年、バブル期に入社したため、「バブル世代」と呼ばれたりした。やたら人数も多く、超売り手市場の就職活動だったので、後々、「たいして仕事もしない世渡り上手」「自立心の欠如」「依存体質」などのレッテルが貼られたものだ。
「バブル」という言葉のイメージから引っ張られたモノも多いような気はするし、自分たちはそんなふうに感じることはない(むしろその「バブル」という言葉のイメージと闘ってきた)が、「コロナ世代」には、
どのようなレッテルが貼られるのだろう。
「十分な研修やインターンシップも受けられずに就職した少々未成熟な世代」?
「自分たちでは抗いようのない災禍に見舞われ、逞しく生き抜いた世代」?

それには、今のこの時代を生きている私たちがどのような生き方をするか、どうやって「新型コロナ」を打ち負かすか(あるいは共存するか)、にかかっているような気がする。
娘のためにもがんばりたい!と思う。
そして、
「国を挙げての『緊急事態宣言』の中、たくましく就職した心根の強い世代」

「国家レベルの危機の中、新しいコミュニケーション手段と表現方法で互いを励まし合い、難局を乗り越えるチカラを社会に与えたパワフルな世代」

「コロナ世代はたくましい!」

といった
「アベンジャーズ」のような
プラスのイメージを、
今を生きる若者たちに与えるのは、
私たち大人の責任だろう。