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「ゴールデンウィーク」映画週間、
今日は「E.T.」だ。
これも、最初は劇場で観た。姫路の高校1年生の頃だ。姫路は意外と利便性の高い地方都市で、新幹線も停まるし、駅前まで自転車で行けば映画館もあった。作品によっては「同時上映」で2作品を一度に観ることもできた。
当時の映画館は今のシネコンのような完全入れ替え制ではなかったし、「観客動員数に貢献しよう」なんて気はさらさらなかったので、
一度目を観て、
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のシーンでの音楽と映像と気持ちの高ぶりがドンピシャで子どもなりに感動して、何度も観たくなり、一度上映が終わっても、席に座ったままでやり過ごし、何度も繰り返し観た。たしか「E.T.」は1日に4回観た。最近だと気に入ったら「後でDVD出たらレンタルして観よう」くらいで、ああいう楽しみ方はなくなっているのだろう。当時は「サントラ盤」という映画音楽だけのレコードがあり、それで音楽だけを聴いてシーンを思い出す、ということをしていた。レーザーディスクが出て、後から自宅で映画を楽しめる、という時代が来た。まさか、その後自分が「DVDプレーヤー」の宣伝に関わり、映像を制作する仕事に就き、こんなに映像と身近に付き合うことになろうとは、まったく想像もしていなかった「アオハル」である。

脳内出血で倒れ、クルマも運転できなくなり、「新型コロナ」という「迷惑な」ウイルスがやって来て外出自粛となった今、
映像が、私を楽しませてくれている。

映画を生み出したハリウッドに、DVDやブルーレイの開発者に感謝だ。

「E.T.」の主人公の男の子、「エリオット」
の名前の最初と最後のアルファベットを取り出してつなげると「ET」だ。
どこで知った話やったかな?