新型コロナ対策で外出の自粛が叫ばれる中、我が家では、
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テニス大会が開催された。
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懐かしの「wiiスポーツ」である。
出場選手は、
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ヒマを持て余す、我が家のファミリー。
ずいぶん昔に作ったアバター(Mii)を使って試合開始だ。
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画面の前では左半身の動かないオッサンも、画面の中では生き生きとコートの中を縦横無尽に走り回っていた。
奥さんとは大学時代、同じテニスサークルでテニスをしたし、娘は遊びで教えた所から始まって中学校で軟式テニス部に入った。実際の身体とは関係なく画面の中で自由に走り回る自分の姿を見て、ジェームズキャメロン監督の映画「アバター」を久しぶりに思い出した。たしかあの映画の中でも意識をアバターに憑依させた車椅子の主人公が未知の惑星「パンドラ」で活躍する物語だった。
3Dの本格的な映画、ということもあり、仕事上での関わりも多かった。久しぶりに観てみようか。自分自身の身体は現実世界では何ひとつ動かないのに、アバターになった自分は自由に動き回れる、というのはどのような感覚なのだろう?

AKB48の「365日の紙飛行機」を聴いて、
「ずっと観てる夢は私がもう一人いてやりたいこと好きなように自由にできる夢」という歌詞を聴いて、そんな夢を観て嬉しいだろうか?と思ったことがある。結局、自分は動けないのに。

しかし、上の予告編の中で主人公のジェイクは「This is great(スゴイ)!」と言っている。奥さんや娘と画面の中で走り回ってテニスをしながら、オッサンは思った。

「This is great(スゴイ)!」