こんにちは。

 

100人に100枚の絵を描く

プロジェクトを進めている

nishihanaです。

 

あなただけの色と想いを表現する

オーダーメイドの絵を描きます

 

過去作品はこちら 

(instagramに飛びます)

 

 

 

昨年の夏頃、私の母のことを

3回にわたってブログで書きました。

2年前に子宮体癌が発覚して、

現在も闘病生活を送っていますが、

昨年末から病状が悪化し

先週からホスピスに入院しています。

 

お医者さんからは、

あと1ヶ月ももたない。

急に、という可能性もあり得る

と言われました。

 

そう言われた時、

ショックではありましたが

癌が発覚してからの2年間で

心構えもできていたので

いよいよか、、、と

不思議と受け入れることができている

そんな自分もいます。

 

今、感じていることを

過ぎ去った後ではなく、

今、書き留めておきたいと思い

久しぶりにブログを開きました。

 

 

 

前回までの内容はこちら↓↓

 

 

 

 

 

 

 

母は、何種類もの抗がん剤を試し、

東洋医学的な治療法も並行で行い、

ありとあらゆる可能性を模索していました。

 

しかし、昨年秋に息苦しさを感じて

病院を受診したところ、

心臓に水が溜まっていることがわかり、

その水からもガン細胞が検出されました。

 

そこからじわじわと体調が悪化。

何度か心臓に針を刺して

水を抜く処置をしましたが、

一時的に良くなるものの、

またすぐに水が溜まり、

息苦しくなる。

 

階段の上り下りもできなくなって

会話をしてもすぐに息が上がって

苦しい、という状況でした。

 

ホスピス入院時の検査では

肺にもかなり水が溜まっていました。

 

 

当然ながら、コロナ禍なので

基本的には面会禁止。

 

しかし、ホスピス病棟だけは

PCR検査を受けて登録した

3名だけは、特別に面会が可能

というルールでした。

 

しかも、同時に面会ができるのは

2名のみ。

 

父、弟、私の3人が登録をして

交代で面会をすることになりました。

 

 

初めの頃は、仕事や子供たちのこともあるので

「週2、3回面会に行けたらいいかな」

なんて考えていたのですが

入院してから、1日1日と日を追うごとに

少しずつ弱っていっている母の姿を見て、

まだ会話ができるうちに、意識があるうちに

できるだけ一緒に過ごしたいという気持ちになりました。

 

それは父も弟も一緒で、

父は毎日面会時間中はずっと病院で過ごし、

弟と私は時間が被らないように調整しながら

できるだけ行ける時は面会に行く。

というような体制で

母との時間を過ごしています。

 

母が食べたいと言ったものを買ってきたり、

父弟私の3人のLINEグループを作って

母の様子を報告しあったり。

家族4人での写真は大人になってから

ほとんど撮ったことがなかったので

4人の写真を撮って、病室に飾ったり。

 


父や弟の優しい一面をみたり、

家族の距離が縮まって

団結力が増した感じがして。


今日は看護師さんの提案で、

私と父で、母の手足を洗ってあげることに。

泡で優しく洗った後に保湿のクリームを

塗ってあげると、すごく気持ちよさそうでした。


こうやって一瞬一瞬を味わいながら

家族で大切な時間を共に過ごせるって

幸せなことだし

悲しいことばかりじゃないなと

不思議と温かい気持ちになります。


母に心のこもったメッセージを

送ってくれる方々、

事情を理解してくれて

仕事をセーブすることを快諾してくれた

職場の皆さん、

励ましの言葉やLINEをくれる友人たち


面会の間、子供たちを見ててくれる夫、

風邪も引かずに元気に過ごして

くれている子供達。

 

 本当にありがとうございます!

 

母とあとどのくらい一緒に居られるのか。


考えてもわからないけど、

今日という1日を大切に過ごしたいです。