2013年12月28日(土)、リアルの事情により、ネットゲームの世界から引退をさせていただきました。
あたし「らしく」、楽しくマイペースで遊んでこれたのは、ひとえに二泉映月の諸先輩の皆様、ギルド仲間の皆様、そして三國志onlineおよび三国志SEKIHEKIの過去から今に至るすべてのプレイヤー様のおかげだと思っています。
仲のいいお友達はもちろんのこと、直接関わりのなかったプレイヤーさんも含めて。
全ての人がいたからこそ、ゲームを作りあげることができたんだろうなって思っています。
時にはPKを受けたり、基地を荒らされたり、ギルド長として仲裁に入ったり・・・でも、胡桃は相手プレイヤーさんを不思議と憎むことはなかったな、というのが正直な気持ち。
PKや基地荒らしはゲームの仕様ですし、それはもちろん、無いにこしたことはないんですけれど、そういうのって、NPC相手じゃ味わえない「人」としての感情が出てくるところ。それこそ、MMOの醍醐味なんだって思っていました。
正直、ゲームを始めたころは、達観したような感じで、「たかがゲーム」程度にしか思っていませんでした。
今思えば、お恥ずかしいことですが、なめてました。
あの日、翠さんに二泉に拉致されて、MMOデビューの初日にギルドデビュー。
キーボードでの会話もおぼつかない。
そんなあたしに、みなさん温かかったんです。とても。
玉さんがパパ(女性ですがw)、翠さんがママ、冬夜お兄ちゃんと桜お姉ちゃん、それとあたしなんかより遥かに上達の早い妹の凛ちゃん、みんなに助けてもらいながらのゲームの日々は、そこにもうひとつの家族ができたかのようでした。
特に桜ちゃんは、最初から最後まであたしの傍にいてくれました。
お話もいっぱいしました。
ギルドのこと、恋話、将来のこと…。
あたしたちは、リアルのことはほとんどお互い知りません。ゲーム内での繋がりだけです。
そんな面と向かって会わない仲だけど、友情を感じたと言えば、あなたは笑うでしょうか?
おそらく、あたしはゲームをやらなければ、こういうことを言う人を笑ったでしょう。
でも、リアルじゃない世界にも、間違いなく友情って存在します。
ネットでは、リアルでは遠慮しがちなことも言ったり行動したりする世界だから、感情がよりむき出しなんだと思います。
お互い、辛いときは支えあって、楽しいときは一緒に笑い、悲しいときは一緒に泣いて、ときどき一緒に怒ったりもする・・・。
桜ちゃんは、あたしがリアルの世界でもこれほどはいない、というくらい大好きで大切な親友です。
この出会いをくれた、ゲームに本当にありがとう。
他にも大切な出会いがたくさん・・・ありすぎて、とても書ききれません。
ここにはお一人お一人は書けませんが、みんな、大好きだよっ!
桜ちゃんにありがとう。
諸先輩方、ありがとうございました。
二泉のみんな、ありがとう。
全てのプレイヤーさん、ありがとうございました。
素敵なゲームを作ってくださった方、ありがとうございました。
この空の下
胡桃はどこかで元気にリアルを謳歌しています。
皆様、いつか、また、どこかで…。