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受験生のみなさん。国公立大学の出願先を決めている頃でしょうか。私大入試に向けて追い込みをかけている頃でしょうか。もう試験を受けている人もいるでしょう。

 

よくある質問(15)でも書きましたが、みなさんは「失敗はあっても成功はない」共通テストを受けて、それに基づいて、国公立大学の出願先を決めたり、私大の受験校を増やしたり、いろいろと検討していると思います。

 

特に、国公立大学を志望している人は、共通テストの結果によって足切りされる(2段階選抜で落とされる)可能性が高かったり、2段階選抜を実施しない大学・学部でも二次試験の配点をみると合格最低点に必要な点数を下回ってしまったり(二次試験で満点とっても合格最低点に届かない)して第一志望の学校から変更せざるを得なかった人もいるでしょう。

 

共通テスト前から、第一志望の二次試験の準備をしてきた人にとって志望校の変更は悔しいことかもしれません。ここで妥協するかしないかを決めるのは、他の誰でもない本人です。周りの人のアドバイスはアドバイスとして聞き入れ、参考にするべきですが最終的に判断するのは本人です。人任せにした決断は、あとで後悔を生むかもしれません。その時、自分ではなく他人のせいにしてしまうかもしれません。

 

志望校を変更してもいいし、妥協せず浪人を決断してもいいし、二次試験でほぼ満点取らなければ合格最低点に届かないという状況でもチャレンジしてもいいし、足切り覚悟で出願してもいい。とにかく自分で納得した選択をしてほしいと思います。

 

そして、ひとたび自分で選択をしたらそれぞれのゴールに向かってがむしゃらに突っ走っていけばいいのです。

 

志望校を変更したら、その志望校の赤本で過去問を研究して、必要な勉強をすればいい。浪人を決断したら、すぐ来年の受験に向けて動き出したらいい。二次試験でほぼ満点を取らなければならないなら、満点目指して努力をすればいい。足切り覚悟で出願するなら、万が一に備えて二次試験の準備を進めればいい。

 

とにかく、後悔しないように。がんばれ、受験生。