単純に私が今年読んだ小説や、書店で見かけた再販小説の中でおススメだよーという作品を幾つかピックアップしていきます。
買えるときに買っておかないと後でプレミアム化してしまう事も多々ありますので、気になっている作品はお早めに入手しておきたいですね。
君の膵臓をたべたい (住野よる)

どの書店でも大きなスペースを設けていた印象がありますね、今年はこれを語らずして始まりません。
読みやすく表現豊かでありながらこれがデビュー作というのも衝撃的で、異世界転生物を除けば小説家になろうに投稿されていた作品の中では歴史的な出世作と言えます。
個人的な印象としては『半分の月がのぼる空』の影響を受けているんだろうなと思うほどに雰囲気が似ていますね。
ヒロインが死ぬ系ですので読む場所(涙腺崩壊しちゃう人)は要注意です!
ナラタージュ (島本理生)

実写映画化により今年はどの書店でもよく見かけましたが、初版は10年前だったりします。
ナラタージュは恋愛小説の隠れた名作としてファンの多い作品なんですよね。失楽園のように衝動的なラブストーリーとは真逆で、奥手な2人が穏やかに静かに惹かれあう繊細なラブストーリーとなっています。
文章も登場人物も落ち着いた雰囲気のある素敵な1冊です。
怖い絵 (中野京子)

これも今年はどの書店でもよく売れたようですね、インパクトが凄い。
絵画とは美しい賛美風景だけが描かれている訳ではない、人への恨みや辛みだけでなく物欲から性欲までも古くから描かれてきた。
本書はそんな絵画に潜んでいる思惑を読み解く方法を実に分かりやすく解説してくれる、少し怖いお話ですが学術的な一面もあって勉強にもなるので非常におススメです。
代償 (伊岡瞬)

いわゆる厭ミスの中でも強烈なので苦手な人はご注意を。
東京の団地に住む普通の一家、奥山家の元に遠縁の浅沼家がたびたび顔を出すようになる所から物語は始まる。
静かなプロローグが語られた後、そこから怒涛の勢いで奥山家が崩壊していく。もはやどうのようなエンディングを迎えようともハッピーエンドなどありえない・・・と思わざるを得ないほど残酷で残忍な出来事が次々と巻き起こっていきます。
恐怖と失望の中で幼少期を過ごした主人公(奥山圭輔)は、なんとか浅沼家から抜け出すことが出来たのだが、大人になって再び・・・。という具合に、一部抜粋しただけで厭な雰囲気が漂いまくっている強烈な作品です。
かがみの孤城 (辻村深月)

私の人生の中で上位に入る名著となりました。本書は以前の記事を参照してください
ウィッチャー1.2 (アンドレイ・サプコフスキ)

魔法剣士ゲラルトシリーズの日本語訳版が新装されて再販されました!待望の第2巻と同時発売です
エルフの血脈がプレミアム化してしまって読みたいけど断念していた方は今のうちに購入しておきたいですね。
ゲームのウィッチャー3から入る方も多そうなので一応説明しておくと、1巻は本編以前の話になっておりオープニングで幼少期シリの修行風景が少し描かれているのですが、その頃の話が1巻です。
2巻はまさにゲーム本編ストーリーとなっており主要メンバーが勢揃いします。またゲーム版では描かれていないダンディリオンやイェネファーの物語もありますのでファン必見となっています。
精霊の守り人 (上橋 菜穂子)

ナラタージュ同様、実写化によりどの書店でもよく見かけた守り人シリーズ
日本人作家のファンタジー小説としては12国記と双璧を成す名作と言われております。私はアニメを先に見て満足してしまっていたので小説はもういいかなと思っていたのですが・・・原作は最強だった。今からでも遅くないので読むべし!
やたらと色んなサイトで紹介されているから気になるけど読む順番が分からないんだよねー、という方が結構居るので以下の順番をお勧めしておきます。
①精霊の守り人 ②闇の守り人 ③夢の守り人 ④虚空の旅人 ⑤神の守り人(来訪⇒帰還) ⑥蒼路の旅人
ここで一区切り、もっと読みたいよと思ったら天と地の守り人と短編集・番外編があります。
他にも色々あるのですが長くなるので今回はこの辺で。
今年の新刊については来年に紹介していくことになると思いますので暫くお待ちください、それでは良き読書ライフを!