妊娠をして早9ヶ月。
最近では胎動も頻繁かつ力強くなり、
出産までの日々が残り少ないことを感じています。
動きも以前に増して鈍くなってきて、
何か一つのことをするにもおなかの張りを気にしながら長時間を掛けて……という
生活です。
さて、
妊娠してから周りの方に「妊娠中はお姫様でいればいいのよ♪」と言っていただくことがよくあります。
確かに、妊娠前に比べて身体自体もデリケートになっていますし、
今までのように何事も人を頼らず自分でできるという自信が無くなりました。
かといって、
誰かを頼るよりも自分でやってしまった方が早い!という、
元来のせっかちな性格もあるせいか、
自ら人を頼るということにどうも抵抗がある私です。
(主人に対しては別なんですけどね。。。なんでも頼ってしまう。)
そうは言っても電車に乗れば気付いた方が快く譲ってくださいますし、
(申し訳ないと思いつつも、おなかが張っている時など本当にありがたいです。)
友人や家族も皆あたたかい目で私を見守っていてくれることを感じます。
残り少ない妊娠生活。
人生でも何回も経験することではありませんし、
この心地よさにもう少し浸らせていただき、おなかのベベちゃんをしっかり守っていきたいナと思っています。
(ただ、主人には思う存分に甘えて、お姫様生活をもっともっと堪能したいです。)
ところで、お姫様という身分。
女性にとっては憧れますよね。
私は、上記のように「お姫様でいていいんだよ。」という周囲の方からいただいた言葉でさえもその響きにときめいてしまいました。
でも、
実際のお姫様方はきらびやかなドレスを身にまとることはできても、
それと同時に幸せや喜びを感じられたのかしら?なんて考えてしまいます。
ひとくちにお姫様と言っても時代や国によって環境は様々ですけれど、
その身分と共に責任や宿命を背負って生きた方ばかりですよね。
今の王族の方々は恋愛結婚できるようになりましたが、
昔はそれすら難しく、ただ青い血を守るお世継ぎを生むという使命だけのために、
嫁いで行かれた方が多数。
私のように大好きな人の赤ちゃんを授かるというのとは違っていたのだろうし、
辛い時夫がそばにいて支えてくれるというわけでもない。
お側付きの女官でさえ、いつの間にか夫の愛人になっている可能性もあって、
完全に心を開くことすらできない。
その境遇を考えるとため息が出てしまいますね。
小さい頃から両親や兄弟からも離れて育ち、自分の子供も自ら育てることができない……、
彼女たちは本来の意味での’愛情’を知っていたのでしょうか?
こうして夫と共にベベちゃんの誕生を心待ちに出来る幸せをかみしめています。