6歳の坊と、成長を続けたい　

アラフィフ母です。

坊の「1年生」として、初の小学校生活を、

どきどきして迎えつつも、

自分も、「1年生」になるべく、

転職しました。

20数年、勤めた職場を離れての新しい職場で、

職種としても初めての経験となり、

毎日が緊張して、必死な戦いの毎日でした。

あわただしい日々の中、

ふと脳裏に、

1年前の不安な気持ちがよぎります。

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転職を考え始め、資格取得のために、

休みの日に、実家やダーリンに坊を任せて、

スクーリングに通い、

坊にも、

1年生になるに備えてなるべく自立させねば、

と、

日々厳しい言葉をかけていたところ、

坊に

チックが

出てしまったのでした。

夕方、スクーリングを終えて、

実家に坊を迎えに行くと・・・

坊が、頻繁に目をぎゅっ！とするんです。

母は、

さっきぶつけたみたいで、

痛くないっていうんだけど。。。

とすごーく心配しながら、

帰ってからも

気になることをしきりに電話してきたり、、、。

でも、

数日前から、この、“目をぎゅっとする”のが、

ときどき見られていたので、

「たぶんぶつけたせいじゃないと思う・・。

大丈夫だから・・・」

と母には伝えました。

次の日も、母心配して、

「目、大丈夫？」と電話。

あまり、心配そうで、

かつ、自分の見守りが足りなかったと

責めるようなので、

「たぶんね、わたしが厳しくしたり、

勉強して構わないから

ストレスになっているんだよ」

と伝えると、

「そお？　大丈夫？　

　いけなかったら眼医者つれっていってね」と、

チックだということが

ピンときていないようでした。

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夫も、わたしの勉強を了解してくれたものの、

結局、協力してくれても、わたしがしてくれていた分をそのままには担えず、

坊も、理解はしめしてくたものの、

坊の「心」が・・・

　なんで今までとちがうの？！

　なんで、ママじゃなくて、おばあちゃんといなきゃいけないの？

　・・・と叫んでいるのを、

実はわかりながらも、

　課題提出の締め切りや試験に追われて、

　自分のスケジュールを

　坊にも押し付けていました。

つきつけられた、

坊のチック・・・

　そのころ、

　　ちょっとしたことで夫婦喧嘩をしたら、

　坊のチックが最大限になってしまいました。

そして、保育園を「お腹痛い・・・」と行き渋ったり、かえってきてしまうようになりました。

わたしたち夫婦は、坊のちょっとした成長に、

いろいろ任せすぎてしまったことを猛反省。

　「坊がしたいことをする」　

という　1日を決めて、遊びにでかけました。

とにかく3人で行動して、

大好きな遊具や

ふわふわドーム

水遊びをして

スポーツカー選手になりたいので

ゴーカートを体験して

、、、

と全部叶える一日でした。

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それまでも

三人で遊びにいかなかったわけでもないし、

それからも

何度も、遊びにはいっているけれど、

あの一日は、我が家にとって、というか、

わたしたち夫婦にとっては、少し特別な日というか、

ターニングポイント

になったように思います。

坊に対して、

人が変わったようにとか、

もっと幼いときみたいには

接するわけではないけれど、

甘えてくれば、

それでもいいと思ってベタベタし、

それから、

「お腹が痛いと言えば、

迎えに来てくれると思うかもしれないが、

　たんびにお仕事休んでいたら、

とおちゃんもかあちゃんも困ってしまう。

　1日がんばってくれたら、

明日は早くお迎えにいけるから

頑張ってくれる？」

と、伝えたところ、真顔でかすかに頷き、

………それからは、

迎えに行くと、

ちょっと

お腹痛かったけど、

頑張ったよ。

いまは、

痛くない。

　　　というようになり、

途中でかえることはなくなりました。

ちょっと、

新しいクラスでついていけなかったところも、

だんだんになじめる幅が増えてきたようで、

活発さがもどり、

年長さん生活を、

元気に終えることができました。

自分が一生懸命やっていることで

頭がいっぱいになって、

坊の存在を忘れているわけじゃないけど、

坊のためも思ってやっているつもりなんだけど、

坊の曇った顔に気付いているのに、

健やかな表情だけを拾い始めたときから、

親子関係も夫婦関係も、

ひずみが

続く悪循環が始まっていく気がします。

坊のチックは、

坊の健康、我が家の健康へのシグナルだったと。

これからも、

お互い大きな転機を

迎えることがあるかもしれないけど、

3人寄って、

　　　もがいて、

　　　　一番苦しいひとりが、

　　　　　　楽しいと思うこと

を求めれば、

何か、みつけていけるだろう？

と思っています。

新しい仕事、

しばらく覚えることや試験続きで、

収入の低い修行期間が続きます。

一番大切にすることを思い出せば、

実は守られていることに気付くかもしれない、

と思います。

あまり、焦りすぎたり、心配しすぎないで、

坊とダーリンと生活できることの感謝を基に、

頑張れるかあちゃんでいたいと思います。

転職の忙しさの中で、思い出した”失いたくない”こと・・・1年前の坊のチックの記憶・・・