そろそろ、クワガタネタを書かないと、今までの方々が放れてしまわないか、ちょっと不安になってしまう、小心者です。
でも、ここまできたので、もう少しお付き合い頂ければ。
もしくは、スルーで…。
せっかくだから、「あとがき」も加えようかと画策中です。
遂に、遂に、遂にアイツに会えた。
今までの事、本当に様々な事。頭の中によぎる。
そのすべてを忘れてはいけないが、そうさせるほどだ。
感動、感激等の喜びの類ではない。
だからと言って感謝でもない。
ただただ、言い表しにくい、以外にも安心や脱力と言った感じが妥当な所だ。これはワシだけでなく、バイク屋もそうだったに違いない。
少し手続きに長く時間が取られた。これは、アイツの前オーナーが少しばかりルーズな大阪の女性と、こっちの陸運の生真面目過ぎるおっちゃんのおかげだったらしい。
年内に納車出来るかバイク屋は心配したが、ワシは妙に落ち着いていた。
アイツはもう、どこへも行かない。そんな、気がした。
そして思ったより早くワシの元に来た。
1998年十二月十九日。クリスマスプレゼントには、少し早いが嬉しくないはずがない。
何も隠す事のない本音だ。
乗りました。乗るでしょ、そりゃ、乗るさ、当然でしょ!
真冬だなんてお構い無し、風が吹いても、雨でも! 雪は、・・・。
楽しい、乗れる事、走れる事、眺める事、触れていられる事、楽しい。
信号待ちで通行人に見られる事、追い越す時に並んだ車に、追い越した後に、コイツの横から、後ろからの姿を見せつける。
まわりはコッチの事なんて気にしてなくてもワシはそんな気がしてた。
「コイツがワシのバイクぢゃ!ワシはコイツが大好きぢゃ!」
まるで、天下を取ったような気分だった。
確かにワシはメカに強くない。故障しても直してあげられない。でも、もし大切な人が病気になったらすぐに病院に連れて行けばいい、と言うか、それ以外どうするんだ。ワシはコイツの修理は出来ないが、病気に気付く事が出来る。
これは、長く世話になったフェザーの、そして「おぢいちゃん」の悲鳴を聞いていたから。
もうワシには、理解する事が出来る。コイツの音が何を意味するか。絶対に気付いてあげられる。
それこそが、・・・。一つの究極だ。
ワシは鬼のように早く走る訳じゃない。ワシはワシの好きなスピードで、コイツが一番気持ちの良さそうな回転数に合わせる。お互に同調している事を実感している。
いつまでもずっと。
