こんにちは
Lake です
ご覧いただきありがとうございます
新しい年まで あとわずかですね。
大晦日、いかがお過ごしですか?
2024年 私の身近な人たちは
新年早々 1月に父が入院して
今月 12月には母が入院しました。
4月は 夫が長期出張から家に戻り
娘は学校を卒業して社会人になりました。
両親の老いを感じたり
子供が社会人になり頼もしく感じたり
一緒にいる時間が長くなった夫には
(我慢をためないよう意識して)
思ったことを伝えて過ごしています
家庭と仕事以外では
いくつかの講座の受講も
学びと人との出会いがとても充実していました
今年後半は
懐かしいご縁の繋がりが何より印象深くて
そこから気づかされることが多くありました。
先日 福岡での懐かしい再会を書きました。
もう一人
高校時代の恩師にも
40年ぶりに会いに行ってきました。
こちらも私にとって大切な再会の思い出なので
今年のうちに書いておこうと思います。
何十年も年賀状を送るだけだった
高校1年生の時の担任のS先生(女性)に会いに行きました。
当時 私は15才、S先生は30代後半でした。
S先生は 親と同世代でありながら
凛とした教師の威厳は保ちつつ
どこか少女のような雰囲気が漂う女性でした。
(お茶目さ、潔癖さ、かわいらしさ)
ふとした言動に乙女の片鱗が見えちゃうのですよ
40年ぶりの再会の
待ち合わせ場所を相談する電話で先生は
「私のこと分かるかしら。
白髪の小さなおばあさんよ」
と笑っておられました。
もちろん私も 15才→55才と大変身してます
先生は 現在77才。
ずっと独身で「おばあちゃん」と呼ばれることがなく
「この前 初めて人から『おばあさん』って言わてね
おばあさん記念日!って友だちに電話したのよ」
「姪っ子の家に行くとお布団まで敷いてくれて
おばあさん扱いされるの(笑)」
なんでも自分でしてこられた先生、
高齢者として労ってもらう事は
気持ちはありがたいけれど
”あ、私もう おばあさんなんだ…” と
意識することで 余計に老け込んでしまう気がするのだとか。
先生は大学時代(東京)を除いては
ずっと実家にお住まいで
築100年!を超える立派なお宅に
現在は一人で暮らしておられます。
人生の大半がマンション住まいの私にとって
先生のお宅のように 本格的で古い立派な日本家屋
(観光用ではない生活の場の)
にお邪魔する機会はめずらしく
めったにない良い経験でした。
素敵なお宅だったので
「わー きゃー
」
と、思わず歓声やため息が出てしまい
初めてお邪魔する先生のお宅で
お行儀よくしていたかったのに
残念ながら無理でした
たくさんの民芸品や家具は
先生のお母様のご趣味だそうで
広いお宅にたくさん配置されていて素敵でした。
先生のお友達である
独身3人組(三婆と言われてました)との
50年以上続いてる毎年の旅行の話や
退職後 ボランティアでなさっている朗読や
お母様の介護や看取りのことなど
大人になって初めて
先生とこんなにたくさんお話ししました。
自分の両親とS先生が同年代なので
これからの両親の手助けや介護について
今 私が思っていることを相談すると
他の誰からも言われなかったことを
私が分かるように話して
自分の人生をあなたらしく生きたらいいのよ
と何度も力強く言って下さった言葉が
ハートに直撃しました。
帰ってきてからも
言葉の余韻が心地よく続いているようです。
「よかったら読んでみてね」
と帰りに2冊の本を下さいました。
40年ぶりに
「会いに行っていいですか?」
と連絡するのは ちょっと勇気がいりましたが
先生にお会いできたことが本当に嬉しくて
思い切って良かったです
2025年も
繋がるご縁を大切に
自分の気持ちに正直に
過ごしていきたいと思います。
皆さまにとって
心あたたまる年末年始になりますように
今年も一年間ありがとうございました