こんにちは
Lake です
ご覧いただきありがとうございます
以前のブログで
別居中の両親について
父が家を出る時に持って来れなかった
お気に入りの版画のことを書きました
続きとしてはちょっと時間がたちましたが
自分の思いの変化の備忘録のため書きますので
よろしければお付き合い下さい
父は版画を手元に置いておきたいと思い
思い切って母にメールで伝えたところ
数日経って 返事があったそうです。
「わかりました」という
意外にも あっさりとした返事だったそう。
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すんなり OKだったんだーー
みんな勝手に気を揉んでいたのでホッとしました
それを聞いた夜、母に電話をしてみました。
そんなに気になってたなんて知らなかったわ。
早く言ってくれたら 着払いで送ってあげたのに。
と言っていました。
母が父宛の荷物を「着払い」で送るところも
父には ギョッとする行動だと感じるみたい。
父はたとえ別居してる相手に対しても
着払いで物を送ったりする発想がないから
その心理を理解するのが難しいんだね
今回、父の版画について両親と話したことで
父と母の感覚の違い を再認識したり
その両方を見て育った 自分の感覚を
振り返るきっかけにもなりました。
子供のころから母と確執があった私は
優しく思いやりのある父の存在に
癒され、救われることが多かったですが
父に備わっている
思いやりや優しさの感覚は
父が その両親のもとに育つ過程で
自然に培われた部分も大きいと思うのです。
特に 父方の祖母は
優しさ を丸めて固めて
ユーモアのスパイスを振りかけたような人で
あんな女性に育てられたら そうなるよね
と思ってしまうのですよ。
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父方の祖母は
私をはじめ孫たち全員に愛されました
誤解のないように書き添えると
母の育った家庭が
それほど冷たかったわけではないです…
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私は 母方の祖母のことも大好きでした
大人になり
自分も手探りで子育てをする中で
心に確かに愛情はあるのに
それを子供にそっくりそのまま
伝えたり 受け取ってもらうことが
思うように行かないこともあることを
私も知りました。
傷ついて辛い と思っていた頃は
母の目線で考えてみることが
私には とても難しかったけれど
こんなに時間がかかって
ようやく 少しだけ
それができるようになってきました。
母のことを
どうしても好きになれないなぁ
苦手だなぁ と感じることが長かったですが
誰かを好きになれない って
相手が身近な人であるほど
自分も苦しくなるので
自分の気持ちが変化したことが嬉しく
心が軽くなっています
父の版画は
お正月に母の所に行ったときに
私たちが持ち帰ることに決まりました。
来年早々 父に渡して
早く ホッとさせてあげたいと思います
最後までおつきあい下さって
ありがとうございます