日本にいるときは、あんまり気にならない他人様のお財布事情。

気にする人は気にするかもだけど、

基本的に身の丈に合った暮らしをしてればいいと思うの。

でも、駐在になるとなぜか!突然!

あからさまになるんですねえ、これが。

住む物件の家賃とか、エリアとか、

長期休暇に行く旅行先とか、

週末の度に外食に行くとか、

習い事や趣味、(運転手さんつき)車の有無とか、

一時帰国の頻度とか、

比べる気がなくても、すぐわかっちゃう。

おばさんになると、それもあんまり気にならなくなるんだけど、

若いと多分、辛いだろうなあ・・・いいや、辛かったなあ。

そして、もっと深刻なのが

「旦那様のお会社の諸手当が少なめ」などと言う基本的な問題の他に、

実は「旦那様がモラハラで、経済DV」っていうやつ。

そこそこいい会社に勤めてて、旦那様自身も積極的にいろんな人と食事に行ったりしてるのに、

家では現金を最低額しか渡さないとか、

家族で外食は絶対しないとか、

奥さんがお友達とランチやお茶、お稽古ごとに行くお金を出し渋る。

出し渋るだけならいいけど(よく無いけど)、

「稼ぎもないくせに」的なことを言ったりするんですねえ。

国内なら子供預けてパートとか、

なんなら「実家帰ります」ってこともできるけど、

そうは行かないのをわかってて、経済DVかますから最悪。

あと、旦那さんが単にケチ、っていうパターン。

自分の家で節約するのは構わないんだけど、

得したいあまりのケチは、案外周りの日本人の同僚にもバレてるので、

やんわり注意してあげたほうが良いです。

会社の電話で私用の国際電話かけまくるとか、

会社のお金で飲むときには高級酒を勝手にオーダーしまくるとか、

自分負担の有志の集まりには「忘れたふり」で参加しないとか、

会社の人の集まりの二次会で、自分が太客になってる店に必ず連れて行くとか。

本帰国してからのポジションが無い、

または任期途中でお役御免、ということになりかねません。

 

駐在する可能性がある若い方は、そこら変ご夫婦でよく確かめてね。