みなさんこんにちは!
相良です!
前回の記事のとおり、先日YouTubeにて公開した【藝大Believe】がお陰様で1万回再生を突破し、さらにチャンネル登録者300人を達成しました
思ってもみなかった事で、メンバー一同驚きと感謝でいっぱいです。
たくさんご視聴いただき、ありがとうございます
毎回一本一本の動画に魂を込めている私達ですが、
今回はYouTubeを始めて以来初の、たくさんの方々を巻き込んでの大きな企画だったので
この動画に懸けるメンバーひとりひとりの想いは今まで以上に熱く、
それ故この反響はほんとうに嬉しかったのです…!
今回はこの動画が生まれるにあたっての裏話や、私達の想いを綴りたいと思います
(想いが溢れて長文になりましたスミマセン)
言い出しっぺ『みのりん』
コロナウイルス対策により、コンサートの開催や、集まっての練習や動画撮影が出来なくなった私達は、
「世間で流行っている『リモート演奏』を通して、みんなに元気を届けたい!」
と思って企画会議を進めていたのですが、
そこでYouTube企画リーダー川中子(みのりん)が、
「人が集まるとパワーが違うから、今回の動画は、にぽちゅうの枠を超えてみない?」
と提案してくれました
(新日本フィルや高嶋ちさ子さんのリモート企画を見て感じたそうです。)
そこで、藝大の同期を中心に声を掛け、にぽちゅうを除き35名もの人が集まってくれました。
彼女の提案がなければ、この企画は生まれていなかったかも知れません。
アンジェラの『選曲』
編成のみならず、演奏曲も大事な検討ポイント
色々な候補が上がりました。
・うちで踊ろう(星野源さん)
・パプリカ
・負けないで
・鴎(木下牧子さん作曲…藝大一年生の時、学年合唱でやりました)
・アンパンマンたいそう(これは結局、にぽちゅうのみでやりましたね!笑)動画はコチラ
などなど…!
他にも案はありましたが、メンバー河野(アンジェラ)が提案してくれた
『Believe』に満場一致で決定
ウイルスによって今まで前提としていたことが覆り、みんなが逆境に立たされた時。
自分のことで一杯いっぱいになり、互いに傷つけあってしまいがちな今、
『Believe』によって訴えかけられることが沢山ありましたし、
みんな知っている曲なので視聴者さんも一緒に歌える。
この曲を提案してくれて本当に良かったと思っています
平田もも子ちゃんの『神編曲&ピアノ』
大学同期を中心に参加者を募り、少しずつ集まり始めたは良いものの、
ピアノ伴奏者がいないことと、手持ちの楽譜が『混声3部合唱』であることが気がかりな私達。
(声域などの問題で、混声4部がベストなのですが…)
編成は男声の参加者に相談させて貰い、必要であれば自分達でパートを足し、
ピアノを弾いてくれる方も検討しつつ、
もし見つからなければメンバー三谷が弾いてくれる…という話も出ていたところ、
同期の根本真澄さん(ニックネーム:ますみん)が
「ピアノ決まってる?声掛けてみよっか?」
と申し出てくれて…!!(女神ですか⁉)
ますみんが仲良しの平田もも子ちゃんに声を掛けてくれ、
ピアニストと、なんと編曲までしてくれることになりました
あのピアノと編曲のお陰で、より声楽家らしく盛り上げることができました。
もも子ちゃん、ますみん、ありがとう
(この記事の下にお二人のYouTubeチャンネルリンクを置いておくので是非フォローしてください超人の演奏が聴けちゃいます
)
オラに元気を分けてくれえぇぇぇ!!!!
私はこの動画の編集を担当したので、参加者の皆さんからの演奏データを受け取り、
ひとつに纏める役を担っていました。
そのため、卒業以来ずっと会っていない友達と、久しぶりに連絡を取り合うことができて嬉しかったです
実は、日本のみならず海外から参加してくれたメンバーも沢山いました。
離れていても一緒に歌えるとは…!(時代よ…)
しかし、「イヤホンで伴奏を聴きながら動画撮影をする」ということが初めてのメンバーがほとんどであり、さらに今回は編集の都合上、手軽にリモート演奏ができる『多重録音アプリ』を使用しなかったため、撮影に苦労したメンバーもいました
でも、送ってくれる演奏一つひとつが素晴らしく、その人ならではの表現が為されていました。
編集を早めに進めるべく、データを頂いた順に処理し、ピアノに重ねていったのですが、
一人、また一人と増えるごとに力が増していくのが手に取るように分かります。
まるで、みんなから元気を借りて元気玉を作る悟空のような気持ちになっていました
(ドラゴンボールあまり見たことないんだけどさ…←)
良い素材がなければ良い動画は出来ないので、慣れない環境の中、演奏を届けてくれた皆さんに感謝です
さらに強まった『団結力』
そんなこんなで、今までよりも一層情熱をかけて作成されたこの動画。
出演者の皆さんに修正点がないかチェックいただき、
震える指で公開ボタンを押してアップした瞬間、
『ぎゃあああああああああ!!!!!!』
『わああああえあ!!!!!』(原文ママ)
『発狂しちゃうよ!!!』
と、にぽちゅうのグループLINEは御祭り騒ぎに
(普段の動画公開時以上の盛り上がりでした(^^;笑)
…前述の通り、にぽちゅうではYouTube企画に関するリーダーはみのりんが担ってくれています。
団体の代表は私が勤めていますが、団体運営のほか、コンサート企画・運営に関する取り纏めや、動画編集作業があるため、YouTube企画の取り纏めまで全て担当するのはオーバーワークになってしまうので、みのりんと分業して行っています。
(最近はコンサートが出来なくなってしまったので、YouTube企画ごとに分業しています)
彼女の進め方の良いところは『風通しのよい雰囲気を作ること』で、
グループ内で出た意見を否定せずに、肯定して受け入れ、意見を出しやすくしてくれました。
自分とは別に取り纏めを行ってくれる人がいるお陰で、自分の進め方を振り返るきっかけにもなり、色々勉強させてもらっています
そんなみのりんのリードのもと、今回は団体外の人々と接する機会となり、
・いつも以上に『にぽちゅう』が一丸となる必要があったこと
・いつも以上の作業量があったのでみんなで仕事を分担できたこと
・さらに今回が一種の成功体験となったこと
これらによって、にぽちゅうの団結力がさらに高まったと思っています
これから
このようにして、たくさんの人に支えられて、たくさんの人に想いを届けることができた今回のプロジェクト。
今回はコロナ禍により『リモート演奏』という形でのお届けとなりました。
この企画をやって本当に良かったと思っていますし、離れていてもひとつの作品を作り上げることが出来るリモート演奏は本当に素晴らしいと思います!
しかし、やはり生の演奏に勝るものはありません…!
同じ空間を共有して音楽を演奏するとき、または聴くとき、
コミュニケーションというものは目に見えないけれど確かに存在していて、
それは生演奏で空間を共有したからこそ、互いに伝えられるものだと思っています。
演奏者⇔観客双方のコミュニケーションはもちろんのこと、
アンサンブルの場合は演奏者同士の無言のコミュニケーションが発生します。
(「あ、アナタそう来るのね。なら私はこうするわ!」みたいな)
それらのコミュニケーションは互いに交わすごとに大きくなり、より沢山の感動をもたらします。
リモート演奏にはリモート演奏の良いところがたくさんありますが、
この感動は、やはり生演奏でないと感じることが出来ないのです。
(この文章で伝わるだろうか)
コロナが無事収束し、安心して生活できるようになった暁には是非、生のコンサートにお越しください
動画概要欄に、参加者全員の名前を記載しています。
そして、希望する方はSNSやホームページ等のリンクを貼っていますので、
是非、出演情報をチェックしてみてください
(各々、素晴らしい音楽家です)
もちろん、にぽちゅうのコンサートも是非よろしくお願いします
同じ空間で音楽を共有できる日まで、皆様どうかご自愛ください
【平田もも子さんのYouTube】
https://www.youtube.com/channel/UCEzJ26Zr28bUPpjfToDJszw
【根本真澄さんのYouTube】
https://www.youtube.com/channel/UCx593Pqnb4yFULWep96-xNQ
【にぽちゅーぶもよろしくね!!】
本日のおすすめは『落葉松』。後半の盛り上がり、必聴です!!
----------------------------------------
おまけ
動画編集のとき、一番印象に残っている箇所はここ!
サムネイルにもなっている最後の見せ場、画面40分割の部分ですね。
私が動画編集に使用しているソフトだと、7個以上の画面分割は自動で出来ないので
これをどうやろうかと必死に考えた結果…!
モニターを定規で測り、テープ直貼りでマーキングwwww
なんとアナログな
おしまい