阪神
11R
阪神カップ
芝1,400m
内回りコースを使用。芝1200mのスタート地点より200m後ろに行った2コーナー出口付近のポケットがスタート地点で、3コーナーまでの距離は443m。スタートから約1Fの平坦部分を経て、緩やかな下り坂に入る。最後の直線は356.5m(Aコース時)で、残り200m~80mの間に高低差1.8mの急坂がある。
過去10年
1人気 (2-0-2-6)
2人気 (1-3-1-5)
3人気 (2-2-1-5)
4人気 (1-1-0-8)
5人気 (0-1-2-7)
6人気以下(4-3-4-111)
7歳以上(1-1-1-33)
前走
重賞(8-9-9-90)
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騎手
川田将雅(20-14-15-42)22.0% 37.4% 53.8%
松山弘平(16-17-7-86) 12.7% 26.2% 31.7%
岩田望来(10-11-14-70) 9.5% 20.0% 33.3%
和田竜二(9-18-13-118) 5.7% 17.1% 25.3%
団野大成(9-10-7-52) 11.5% 24.4% 33.3%
ルメール(8-13-4-23) 16.7% 43.8% 52.1%
M.デム(8-6-3-17) 23.5% 41.2% 50.0%
坂井瑠星(8-5-3-63) 10.1% 16.5% 20.3%
浜中俊 (6-8-7-57) 7.7% 16.7% 26.9%
岩田康誠(5-5-12-53) 6.7% 13.3% 29.3%
吉田隼人(3-3-2-44) 5.8% 11.5% 15.4%
秋山真一(3-2-2-44) 5.9% 9.8% 13.7%
角田大河(2-3-1-26) 6.3% 15.6% 18.8%
菅原明良(1-1-0-1) 33.3% 66.7% 66.7%
ムルザバ(0-0-1-3) 0.0% 0.0% 25.0%
松岡正海(0-0-0-4) 0.0% 0.0% 0.0%
ムーア (0-0-0-1) 0.0% 0.0% 0.0%
種牡馬
ロードカナロア (26-14-19-164)11.7% 17.9% 26.5%
ディープインパクト(17-12-17-101)11.6% 19.7% 31.3%
モーリス (10-5-7-66) 11.4% 17.0% 25.0%
キズナ (7-11-11-67) 7.3% 18.8% 30.2%
ミッキーアイル (6-3-4-23) 16.7% 25.0% 36.1%
スクリーンヒーロー(4-5-5-42) 7.1% 16.1% 25.0%
キングカメハメハ (3-4-7-27) 7.3% 17.1% 34.1%
Caravaggio (3-0-1-0) 75.0% 75.0% 100.%
Frankel (2-4-2-10) 11.1% 33.3% 44.4%
クロフネ (2-2-3-20) 7.4% 14.8% 25.9%
シルバーステート (2-1-4-15) 9.1% 13.6% 31.8%
ディープブリランテ(1-2-4-41) 2.1% 6.3% 14.6%
エイシンヒカリ (1-1-0-10) 8.3% 16.7% 16.7%
Point of Entry (1-0-1-2) 25.0% 25.0% 50.0%
カレンブラックヒル(0-0-1-18) 0.0% 0.0% 5.3%
アイルハヴアナザー(0-0-0-10) 0.0% 0.0% 0.0%
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阪神C(GII、阪神、芝1400m)
■アグリ 助手騎乗、栗東坂路単走。序盤は緩いペースのなか若干だけ力みがあったようだが、ラストは素軽く切れた。ラストの伸びを欠いた先週の動きから、グンと良化。持てる力をフルに出せそう。【7】
■アサヒ 助手騎乗、美浦ウッド単走。気合い乗りはいまひとつながら、仕掛けにはまずまずの反応を示し力強く踏み込んで伸びていた。乗り込みは順調で、この馬なりに順調。【6】
■ウイングレイテスト 松岡騎手騎乗、美浦ウッド単走。道中は鞍上とピタッと折り合って進み、直線半ばで仕掛けられると鋭い反応から溜めた脚を一気に弾けさせていた。先週の併せ馬でもいい動きを披露していたし、前走激走の反動はなく、高いレベルで好調維持。【7】
■ウインマーベル 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。大きく先に行く2歳未勝利2頭にコーナーワークで取り付いていく。大差追走だった分、直線でややワンペースになったものの、貫禄の違いを見せるように抜け出し2頭に対して最先着を果たしている。コンスタントに使われているが、目立った疲れはなく依然好調。【7】
■エイシンスポッター 助手騎乗、栗東坂路単走。単走とすればまずまずの気合い乗りを感じさせ、力強く踏み込んで駆け抜けた。GIの反動が感じられた前走時と比較し、よりいい状態で走れるのでは。【6】
■エエヤン 助手騎乗、美浦坂路単走。強い前進気勢を感じさせつつも、しっかり脚を溜めて登坂。ラストの促しに対し機敏にギアを上げて切れた。秋の2戦を消化し、グンと気配上昇か。【7】
■グレイイングリーン 助手騎乗、栗東坂路単走。先週CWで強い負荷を掛けられたのが実質の最終追い。今週は馬なりで息を整える程度の内容に留まっている。そこまでの鋭さは感じさせなかったものの、体を大きく使えていたのはいい。疲れは感じさせず。順調。【6】
■グレナディアガーズ 中内田師騎乗、栗東坂路単走。馬場の真ん中をブレの少ないフォームで進み、自然と回転数を上げていく。わずかに促されたラストではグンと体を沈めてさらに加速できていた。先週のCW追いもスパッと切れていたし、反応面は申し分のない状態。絶好の気配でラストランに向かえそう。【8】
■ダディーズビビッド 助手騎乗、栗東CW単走。まずまずの気合い乗りは感じさせるものの、終始鞍上がおっつけ通しで体が気持ちについていかない感はあった。骨折明けで7カ月半ぶりの復帰戦。ここを使ってからか。【5】
■ダノンスコーピオン 助手騎乗、栗東ポリ単走。気持ちの面の対策ということか、ブリンカーを着用し、最終追いでは初となるポリトラック調教。序盤からまずまずのスピードに乗って進み、ラストもスムーズな加速を見せていた。目先を変えたことがどう出るかだが、動き自体は悪くない。【6】
■ピクシーナイト B.ムルザバエフ騎手騎乗、栗東坂路併せ馬。序盤から意識的に速いラップを刻む調整。坂の途中で目標の馬を置き去りにし、ラストはさすがに脚が上がったが鞍上が実戦ばりにグイグイ追って1F12秒3(一杯)でまとめてみせた。4F49秒2は自己ベスト更新で、この日の一番時計。やや急仕上げな感はあるものの、この秋では一番いい状態と言える。【7】
■ホウオウアマゾン 坂井騎手騎乗、栗東CW併せ馬。外先導から直線ではアオられたが、相手が売り出し中のシンエンペラー(ホープフルS出走予定)なら仕方がない。完全に劣勢の手応えから最後は半馬身遅れに終わったものの、この馬なりには力強く脚を伸ばせていた。5カ月ぶりを考えれば悪くない状態。【6】
■ママコチャ 助手騎乗、栗東坂路単走。坂の途中まではフラつく場面もあったが、促されラストでは一気に集中し長くいい脚を使った。このひと追いでほぼ万全の状態に仕上がったか。【7】
■ミッキーブリランテ 助手騎乗、栗東坂路単走。いつも通り、淡白でワンペースな走り。仕掛けられてもそこまでの反応はなくジリッとした伸びに留まっている。良くも悪くも平行線。【5】
■ララクリスティーヌ 中井騎手騎乗、栗東CW単走。序盤はまずまずの折り合いを見せ進んでいく。ラストは鞍上がギアを引き出すように仕掛け、グングンと加速して駆け抜けた。前走時も上々の状態だったが、そこからさらに良化を果たしたか。【7】
■ルプリュフォール 助手騎乗、栗東CW単走。1週前に強い負荷を掛けられたのが実質の最終追い。今週はリラックスさせることに主眼を置いたような内容となった。ラストは溜めたほど弾けなかったが、手応えはたっぷり残っており無理はさせていなかった。状態面は安定している。【6】
■ロータスランド 助手騎乗、栗東坂路単走。序盤から速いラップを刻んで進み、ラストも余力十分のままそこまでの失速はせず、軽快に駆け抜けた。1週前のCW追いも軽快さが目立っており、2カ月半ぶりだった前走からさらにいい状態で走れそう。【7】
<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。
(Text:Nishimura)
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ママコチャ連勝決める
有馬記念前日の23日に行われる阪神C(G2、芝1400メートル)は、ソダシの全妹ママコチャ(牝4、池江)が断然の主役となる。前走スプリンターズSはG1初挑戦にしていきなり勝利した。阪神の芝1400メートルでは2勝しており、この舞台は申し分ない。実力通りなら押し切る。
アグリ(牡4、安田隆)もこの舞台と相性抜群。阪神芝1400メートルでは阪急杯を含めて4戦3勝を誇る。前走スプリンターズSは7着も、得意の条件で巻き返し必至だ。
グレナディアガーズ(牡5、中内田)は一昨年の覇者で、昨年も2着。今年も好レース必至だろう。
その他、前走スワンを制したウイングレイテスト(牡6、畠山)、同2着のララクリスティーヌ(牝5、斉藤崇)など実力馬がそろう。