中山

11R

ターコイズステークス

芝1,600m

おむすび型の外回りコースを使用。1コーナー横のポケットがスタート地点で、コーナーを3つ回る。中山芝コースの高低差は5.3mとJRA全10場中最大で、その最高地点がこのコースのスタート地点となる。2コーナーまで約240mと短く、外枠は不利。直線は約310mで、ゴール前に高低差2.4mの急坂がある。


06-02-05

馬連

06.09-05.06.07.12

過去10年

1人気 (2-0-1-7)
2人気 (2-1-0-7)
3人気 (1-5-1-3)
4人気 (1-1-0-8)
5人気 (2-0-0-8)
6人気以下(2-3-8-94)


6歳以上(0-0-1-15)


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騎手

ルメール(35-17-9-69) 26.9% 40.0% 46.9%
M.デム(27-17-16-74) 20.1% 32.8% 44.8%
横山武史(21-13-8-116) 13.3% 21.5% 26.6%
戸崎圭太(20-36-20-109)10.8% 30.3% 41.1%
三浦皇成(20-24-19-136)10.1% 22.1% 31.7%
大野拓弥(17-16-21-163) 7.8% 15.2% 24.9%
津村明秀(11-18-20-122) 6.4% 17.0% 28.7%
横山和生(10-8-5-73)  10.4% 18.8% 24.0%
菅原明良(9-14-13-102) 6.5% 16.7% 26.1%
北村宏司(7-12-13-128) 4.4% 11.9% 20.0%
松岡正海(6-5-6-81)   6.1% 11.2% 17.3%
江田照男(4-4-5-94)   3.7% 7.5% 12.1%
横山琉人(4-1-3-34)   9.5% 11.9% 19.0%
武豊  (3-2-4-18)  11.1% 18.5% 33.3%
浜中俊 (3-1-1-8)   23.1% 30.8% 38.5%
鮫島克駿(1-0-0-6)   14.3% 14.3% 14.3%

種牡馬
ディープインパクト(39-24-20-185)14.6% 23.5% 31.0%
ハーツクライ   (12-12-14-137) 6.9% 13.7% 21.7%
エピファネイア  (11-8-9-107)  8.1% 14.1% 20.7%
オルフェーヴル  (10-8-11-80)  9.2% 16.5% 26.6%
リオンディーズ  (8-8-4-40)  13.3% 26.7% 33.3%
ドゥラメンテ   (7-10-10-55)  8.5% 20.7% 32.9%
ドレフォン    (6-3-3-34)  13.0% 19.6% 26.1%
キングズベスト  (5-0-1-26)  15.6% 15.6% 18.8%
ベーカバド    (3-3-1-27)   8.8% 17.6% 20.6%
ダノンバラード  (3-1-3-22)   7.7% 10.3% 17.9%
キタサンブラック (3-1-1-15)  15.0% 20.0% 25.0%
ゴールドシップ  (1-6-5-40)   1.9% 13.5% 23.1%
スピルバーグ   (0-1-0-16)   0.0% 5.9% 5.9%


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ターコイズS(GIII、中山、芝1600m)

■アナザーリリック 津村騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。先行する古馬1勝クラスへ気迫十分に取り付き併走。仕掛けられた相手が脚を伸ばすが、それに即応してアナザーリリックもギアを上げ、最後は半馬身抜け出しての先着を果たしている。先週の動きも上々で、文句なしの好気配。【8】

■ウインピクシス 戸崎騎手騎乗、美浦ウッド単走。全体的に頭は高いものの、余力を十分残して加速できていた。単走とすれば気合い乗りも悪くなかった。前走ほどの迫力は感じないものの、順調な部類。【6】

■キタウイング 小島師騎乗、美浦坂路併せ馬。2歳未勝利と併走。最後は若干切れ負けしたものの、手応えでは圧倒していた。中間の乗り込みは順調で、秋華賞で走った疲れはしっかり抜けたようだ。走れる状態。【6】

■クリノプレミアム 松岡騎手騎乗、美浦ウッド単走。全体的に気迫に乏しく、直線に入るとモタれてしまい鞍上が追いづらそうな場面もあった。一定の素軽さはあったものの、まだ本調子にはなさそう。【5】

■コナコースト 助手騎乗、栗東坂路単走。1週前にウッドで目一杯追われており、輸送を控える今週は脚捌きを確認する程度。序盤はいい折り合いで進み、ラストは反応良く機敏に加速できていた。典型的なピッチ走法で距離はこのぐらいがいかにも合いそう。能力全開に期待できる。【7】

■サウンドビバーチェ 浜中騎手騎乗、栗東CW単走。序盤からいい行きっぷりを示し、それでいてしっかり脚を温存。ラストは楽な手応えを保ったまま長くいい脚を使った。先週も好時計を出しており、乗り込みは順調そのもの。7カ月ぶりを感じさせない好仕上がりだ。【7】

■サーマルウインド 助手騎乗、美浦ウッド単走。先週北村宏騎手が騎乗した併せ馬が実質の最終追い。今週は息を整える程度に留まっている。序盤はリズム重視に徹し、ラストはやや重苦しかったものの一定の力強さはあった。悪くない状態。【6】

■ソーダズリング 松若騎手騎乗、栗東坂路単走。先週坂路4F50秒8を出したのが実質の最終追い。輸送を控える折り合いを確認するような内容だった。他厩舎の馬が視界に入る状況だったが、自分の走りに集中し、ラストは余力十分に長くいい脚を使った。好調維持。【7】

■ヒップホップソウル 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。直線で2頭の間に割って入る3頭併せ。序盤にやや力んだもののすぐに収まりがつき、直線半ばから脚力の違いを示すように自然と抜け出して最先着を果たしている。秋に2回使われた疲れは感じさせず、状態は安定。【6】

■フィールシンパシー 横山琉騎手騎乗、美浦ウッド単走。別組の併せ馬を先に見つつ直線に入り、そこから一気に抜け出して単走。気持ちをしっかり維持して体を伸びやかに使えており、いかにも体調は良さそうな雰囲気にあった。比較的小柄な馬がコンスタントに使われているが、引き続き好気配にある。【7】

■フィアスプライド 北村宏騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。先行する2頭の最内で取り付いていき、相手に合わせるようにして併入している。ひと息入っているが、本数はしっかりこなしており同じ中8週だった前走よりいい状態で走れるのでは。【7】

■ミスニューヨーク 助手騎乗、栗東坂路単走。先週M.デムーロ騎手を背にCWで速い時計を出したのが実質の最終追い。今週は息を整える程度の内容だった。序盤は集中を欠く素振りがあったものの、ラストは力強く踏み込んでジワッと伸びていた。ラストランへ、悪くない状態で臨めそう。【6】

■ライトクオンタム 武幸師騎乗、栗東CW併せ馬。外先導で序盤は折り合いに専念。相手をいったん迎え入れてから、ラストに促されるとグンと重心を沈めて豪快に伸びた。線の細さを感じさせず、一定の力感があったのはいい。4カ月半ぶりを感じさせない好気配。【7】

■ルージュエクレール 助手騎乗、美浦ウッド単走。終い重点の内容で、直線では馬場の内めを力強く駆け抜けた。単走とすれば気持ちもしっかり乗っていたのはいい。順調な仕上がり。【6】

■ルージュスティリア 助手騎乗、栗東CW単走。折り合い面を考え、ゆったり入り終いだけ伸ばす調整。満を持して促されると、力強い踏み込みから豪快に伸びた。中6週と間隔を取り、大きく立ち直ってきたようだ。【7】

■ルージュリナージュ 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。古馬1勝クラスに取り付いて併走。貫禄の違いを示すようにブレの少ないフォームでアオり、相手に合わせて併入としている。休み休み使われており中4週がどうかだが、気配は悪くない。【6】


<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。
(Text:Nishimura)


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ミスニューヨーク3連覇へ

16日中山のターコイズS(G3、芝1600メートル)で、ミスニューヨーク(牝6、杉山晴)が3連覇を狙う。一昨年のこのレースで重賞初Vを決め、昨年連覇を果たした。ここ1年は勝利がないが、同舞台の前走京成杯AHは牡馬相手に差の無い3着に好走。相性抜群のコースで今年も勝ち負け濃厚だろう。

3歳馬のコナコースト(清水久)が相手筆頭。桜花賞はリバティアイランドを相手にコンマ2秒差の2着に走った。オークスは7着、秋華賞は8着に敗れたが、実績あるマイルで巻き返し必至だろう。

サウンドビバーチェ(牝4、高柳大)も力差はない。阪神牝馬Sで重賞初制覇を決め、ヴィクトリアMで5着に踏ん張った。休み明けでも上位争いになる。その他、重賞2着2回のヒップホップソウル(牝3、木村)、今年のシンザン記念を勝ったライトクオンタム(牝3、武幸)など、実績馬がそろう。