福島
11R
福島記念
芝2,000m
直線は約292m(Aコース時)。4コーナーポケットからのスタートで、コースを1周強する。1コーナーまでの距離は約505m(Aコース時)と長く、テンは他のローカル場に比べ速くなりやすい。直線と向正面に緩やかな上り坂が設けられている。起伏が多く、スタミナが要求されるコース形態。
06-07-02
過去10年
1人気 (1-3-4-2)
2人気 (4-1-1-4)
3人気 (1-3-1-5)
4人気 (0-0-1-9)
5人気 (1-0-1-8)
6人気以下(3-2-2-101)
7歳以上(0-1-2-35)
牝馬(0-1-1-25)
6〜8枠(0-3-2-55)
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騎手
丸山元気(9-7-4-45)13.8% 24.6% 30.8%
田辺裕信(7-4-2-17)23.3% 36.7% 43.3%
丹内祐次(6-1-4-43)11.1% 13.0% 20.4%
内田博幸(5-5-4-23)13.5% 27.0% 37.8%
吉田隼人(4-1-3-30)10.5% 13.2% 21.1%
石橋脩 (3-2-3-21)10.3% 17.2% 27.6%
角田大和(2-2-2-9) 13.3% 26.7% 40.0%
永野猛蔵(2-2-1-16) 9.5% 19.0% 23.8%
武藤雅 (2-1-4-30) 5.4% 8.1% 18.9%
団野大成(2-1-1-14)11.1% 16.7% 22.2%
富田暁 (2-0-2-10)14.3% 14.3% 28.6%
国分優作(2-0-0-9) 18.2% 18.2% 18.2%
松岡正海(1-0-1-16) 5.6% 5.6% 11.1%
大野拓弥(0-1-4-17) 0.0% 4.5% 22.7%
藤岡佑介(0-0-2-1) 0.0% 0.0% 66.7%
ドイル (0-0-0-0)
種牡馬
ディープインパクト(10-7-5-78) 10.0% 17.0% 22.0%
ルーラーシップ (9-6-11-71) 9.3% 15.5% 26.8%
ゴールドシップ (7-5-1-52) 10.8% 18.5% 20.0%
スクリーンヒーロー(6-4-2-31) 14.0% 23.3% 27.9%
ハービンジャー (5-4-8-70) 5.7% 10.3% 19.5%
ジャスタウェイ (4-3-4-30) 9.8% 17.1% 26.8%
キングカメハメハ (2-8-6-26) 4.8% 23.8% 38.1%
ロードカナロア (2-2-2-19) 8.0% 16.0% 24.0%
マンハッタンカフェ(2-0-1-18) 9.5% 9.5% 14.3%
ダノンバラード (1-2-1-8) 8.3% 25.0% 33.3%
ナカヤマフェスタ (1-2-1-15) 5.3% 15.8% 21.1%
No Nay Never (1-0-0-0) 100.% 100.% 100.%
トーセンラー (0-2-0-6) 0.0% 25.0% 25.0%
リオンディーズ (0-1-1-8) 0.0% 10.0% 20.0%
ラブリーデイ (0-0-1-4) 0.0% 0.0% 20.0%
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福島記念(GIII、福島、芝2000m)
■アケルナルスター 丹内騎手騎乗、美浦坂路併せ馬。デビュー前の新馬に取り付いて併走も、最後は手応えで見劣りクビほど遅れての入線に終わった。ただしもともと坂路では走らない馬。この中間、併せ馬6本を消化できていること自体は評価していいだろう。走れる状態。【6】
■アナザーリリック 丸山騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。やや気迫に乏しく、相手に取り付いていく際もやや加速に手間取る。それでもギアが入ったラストでは力強く伸び、古馬1勝クラスに半馬身先着。中12週を考えれば悪くない仕上がりだ。【6】
■ヴァンケドミンゴ 角田和騎手騎乗、栗東CW併せ馬。デビュー前の新馬と併走に持ち込み、最後はジワッと伸びて半馬身抜け出し先着。しかしかなりのズブさがあり、素軽さに欠けていた感は否めない。変わり身は望み薄か。【5】
■ウインピクシス 松岡騎手騎乗、美浦ウッド単走。折り合い抜群で鞍上鞍下の息はピッタリ。直線ではまったくの馬なりのまま、鋭く切れた。リフレッシュ効果てきめんで、好仕上がりと言える。【7】
■カレンルシェルブル 吉田隼騎手騎乗、栗東CW併せ馬。レース前週金曜の坂路追いで仕上げるのはいつも通り。今週はテン乗りとなる吉田隼騎手が感触を確かめることに専念したような内容だった。緩いペースでも力まず進み、直線では後方から来た2歳未勝利に合わせるようにして併入とした。鞍上の意図した通り動けており、精神面はいい状況のよう。大型馬の休み明けと考えれば悪くない。【6】
■カントル 岡田騎手騎乗、栗東坂路単走。渋った馬場を考えれば比較的速いラップを刻んで登坂。ラストはやや苦しくなったようだが、一定の素軽さを保って駆け抜けた。先週はかなりズブさを見せていたが、これだけ動ければ問題ない。力を出せる状態。【6】
■グリューネグリーン 永野騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。古馬1勝クラスを追走する終い重点の併せ馬。直線では仕掛けを敢えて遅らせ、半ばで促されると長くいい脚を使って併入とした。先週も素軽さ満点の動きだったし、復調気配は顕著だ。【7】
■シルトホルン 大野騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。序盤から高いモチベーションを感じさせるような前向きさで進んでいく。取り付いて併走に持ち込んだ古馬1勝クラスを手応えで圧倒し、そのまま楽に併入。仕掛ければスパッと切れそうな雰囲気にあった。休み明けを2回使われ、いよいよ本調子か。【7】
■ダンディズム 藤岡康騎手騎乗、栗東CW併せ馬。目標とした古馬2勝クラスへ楽に取り付いていく。ラストは優勢の手応えから抜け出し、2馬身半の先着を果たしていた。馬なりオンリーの仕上げでまだ良くなりそうだが、ひとまず走れる態勢。【6】
■ダンテスヴュー 助手騎乗、栗東坂路単走。先週CW3頭併せで強い負荷を掛けられており、今週は14-14程度の内容に留まる。途中で大きくヨレるなど気難しさはは見せつつも、一定の力強さを保って走れていた。持てる力は出せそうだ。【6】
■テーオーシリウス 小坂騎手騎乗、栗東CW単走。道中で集中を欠き、直線に向いての迫力もいまひとつだったが、加速してからの力強さはまずまず。あとひと追い欲しいものの、走れる状態にはある。【6】
■ナイママ 助手騎乗、美浦ウッド単走。まずまずの折り合いを見せて進むが、促されたラストは伸びあぐねワンペースのままだった。変わり身は強調しづらい。【5】
■ノースザワールド 団野騎手騎乗、栗東CW単走。行きたがる面を見せるが鞍上がなんとか制御。直線でもお釣りは十分残っており、単走とすれば上々の気迫からしっかり脚を伸ばした。仕上がりいまひとつに思えた前走から着実に良化。【6】
■バビット 助手騎乗、栗東坂路単走。先週速い時計を出したのが実質の最終追い。今週は終いの反応を確認する程度の内容に留まった。まだ少し重苦しさは残すものの、ブレの少ないフォームで走れていたのはいい。前走を叩かれ、型通り上昇。【6】
■ホウオウエミーズ 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。実戦想定の4頭併せ。直線に入ってからは外先行の2頭を追い、1頭を完全に抜き去りもう1頭と併入に持ち込んでいる。全体時計も中2週を考えるとかなり速く、体調絶好を感じさせる。休み明けの前走で好走した反動はなく、グンと上昇か。抜群の好気配。【8】
■ユニコーンライオン 国分優騎手騎乗、栗東CW単走。直線半ばまでずっと頭が高かったが、いつもこんなもの。促されるとスッと重心を沈めてまずまずの加速を示した。中8週だった前走よりいい状態にありそう。【6】
<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。
(Text:Nishimura)
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ホウオウエミーズ重賞初Vへ
12日のハンデ重賞・福島記念(G3、芝2000メートル)に向けて、ホウオウエミーズ(牝6、池上)が重賞初勝利を狙っている。この夏はマーメイドS、七夕賞ともに3着に好走し、軌道に乗っている。休み明けの新潟牝馬Sは2着も、たたき2戦目で差し切りVを決めるか。
そのほか、小倉記念2着のテーオーシリウス(牡5、奥村豊)や、クイーンS2着のウインピクシス(牝4、上原博)も前有利の流れになれば上位争いになる。