京都
11R
スワンステークス
芝1,400m
向正面の2コーナー出口付近がスタート地点で、3コーナーまでの距離は512m(Aコース時)。3コーナーにかけて4.3mの上り坂が設けられており、3コーナー入口の坂の頂上から4コーナーにかけて一気の下り坂。内回りに比べ、コーナーは緩やかだが坂の傾斜はきつい。それ以降は平坦で、最後の直線は404m(Aコース時)。
03-15-18
過去10年
1人気 (3-2-1-4)
2人気 (4-1-2-3)
3人気 (0-1-1-8)
4人気 (1-2-2-5)
5人気 (0-1-0-9)
6人気以下(2-3-3-99)
前走
G II G IIIで10人気、10着以下(0-0-0-19)
同距離で4着以下(0-0-0-13)
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騎手
川田将雅(8-4-3-15)26.7% 40.0% 50.0%
池添謙一(5-3-2-22)15.6% 25.0% 31.3%
武豊 (3-1-2-20)11.5% 15.4% 23.1%
松若風馬(3-0-1-36) 7.5% 7.5% 10.0%
角田大河(2-1-1-3) 28.6% 42.9% 57.1%
岩田康誠(1-4-3-23) 3.2% 16.1% 25.8%
藤岡康太(1-4-0-30) 2.9% 14.3% 14.3%
西村淳也(1-1-2-10) 7.1% 14.3% 28.6%
和田竜二(0-1-6-42) 0.0% 2.0% 14.3%
岩田望来(0-1-3-12) 0.0% 6.3% 25.0%
坂井瑠星(0-1-1-21) 0.0% 4.3% 8.7%
横山和生(0-0-1-0) 0.0% 0.0% 100.%
松岡正海(0-0-0-4) 0.0% 0.0% 0.0%
角田大和(0-0-0-2) 0.0% 0.0% 0.0%
柴田善臣(0-0-0-1) 0.0% 0.0% 0.0%
モレイラ(0-0-0-0)
菅原明良(0-0-0-0)
丸山元気(0-0-0-0)
種牡馬
ロードカナロア (12-2-6-43)19.0% 22.2% 31.7%
ディープインパクト(8-11-8-57) 9.5% 22.6% 32.1%
キズナ (3-3-2-19) 11.1% 22.2% 29.6%
ドゥラメンテ (3-1-0-4) 37.5% 50.0% 50.0%
モーリス (1-2-1-1) 20.0% 60.0% 80.0%
ディープブリランテ(1-1-2-22) 3.8% 7.7% 15.4%
スクリーンヒーロー(0-1-3-16) 0.0% 5.0% 20.0%
Frankel (0-3-0-6) 0.0% 33.3% 33.3%
Point of Entry (0-1-0-0) 0.0% 100.% 100.%
デクラレーションオ(0-1-0-0) 0.0% 100.% 100.%
ミッキーアイル (0-0-1-0) 0.0% 0.0% 100.%
ビッグアーサー (0-0-1-0) 0.0% 0.0% 100.%
リオンディーズ (0-0-0-7) 0.0% 0.0% 0.0%
アイルハヴアナザー(0-0-0-2) 0.0% 0.0% 0.0%
Exceed And Excel (0-0-0-0) 0.0% 0.0% 0.0%
Practical Joke (0-0-0-0)
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スワンS(GII、京都、芝1400m)
■アヴェラーレ 助手騎乗、美浦ウッド単走。先週3頭併せで気合いを入れられており、輸送を控えた今週は終い重点の単走。それでもある程度速いペースを刻んで進み、ラストも勢いを保ってさらに加速できていた。乗り込みは入念で、高いレベルで好調維持。【7】
■インダストリア 助手騎乗、美浦ウッド単走。やや掛かり気味ながら、活気十分の雰囲気で直線へ。ラストはやや勢いが鈍ったものの、一定の素軽さを保って伸びた。久々だった前走から着実に良化。【6】
■ウイングレイテスト 松岡騎手騎乗、美浦ウッド単走。先週強い負荷を掛けられたのが実質の最終追い。今週は終い重点で鞍上との意思疎通を深めることに専念したような内容となった。直線半ばで促されると脚を大きく伸ばし、軽快に加速。コンスタントに使われているが、一連の好調をしっかりキープだ。【7】
■ウインマーベル 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。先行させた2歳未勝利に取り付いていく際、ややモタつきがあったが併走に持ち込んでからはまずまず躍動感のある走りから併入とした。稽古駆けしない馬としては悪くない動き。GI後の中3週でも大きなデキ落ちはなく、順調そうだ。【6】
■エクセトラ 助手騎乗、栗東坂路単走。先週J.モレイラ騎手を背にCW3頭併せをこなしたのが実質の最終追い。今週は馬の気分に任せて走らせる内容だった。粗削りながらも上々の前進気勢を感じさせ登坂。飛ばした分、ラストは脚が上がりかけたが馬なりを保って1F12秒5でまとめている。4F全体52秒0は自己ベスト更新。中間のCW追いは豪快だったし、充実一途の感がある。【7】
■グレナディアガーズ 中内田師騎乗、栗東CW併せ馬。先週オープン馬を相手に速い時計を出したのが実質の最終追い。今週は1勝クラスを目標に、終い重点の内容消化となった。直線入口であっさり交わし、懸命に追われる相手を尻目に楽々1馬身の先着としている。手綱はセーブ気味で、少しでも促せばいくらでも突き放せたような雰囲気。骨折で休養は長くなったが、万全の仕上がりと言える。【7】
■サブライムアンセム 池添騎手騎乗、栗東CW単走。前向き過ぎるような面も見せるが、鞍上がなんとか制御。ラストはまずまず力強い踏み込みで伸びることができていた。あと少し機敏さは欲しいところだが、前走よりはいい精神状態で臨めそう。【6】
■スマートリアン 助手騎乗、栗東坂路単走。常に調教駆けする馬らしく躍動感ある雰囲気で坂に向かう。外ラチ沿いで四肢を柔軟に使って加速し、ラストでもう1枚ギアを上げてフィニッシュとした。中9週とひと息入れたリフレッシュ効果はてきめんか。好気配。【7】
■カイザーミノル 藤岡康騎乗、栗東ポリ単走。道中は集中できていないような素振りがあり、直線に入っても頭が高かった。踏み込みはまずまずながら、精神面がまだ整っていないような雰囲気。【5】
■タマモブラックタイ 角田和騎手騎乗、栗東坂路併せ馬。序盤はややブレの大きな荒っぽい走りだったが、相手をロックオンしてからは重心をグンと沈めシャープに切れて大きく先着を果たした。先週のCW追いでもいい動きを見せており、前走を使われての上積みはかなりありそう。【7】
■デュガ 助手騎乗、栗東坂路単走。序盤からスピードに乗せていく“森厩舎流”の調整。ラストはトモが開き気味となって失速したが、手応えにはまだお釣りが残っていた。この馬の力は出せそうだ。【6】
■トウシンマカオ 横山和騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。古馬1勝クラスを追走。直線入口あたりで楽々交わし、追いすがる相手を千切って3馬身の先着を果たしている。先週の調教でも早々と相手を置き去りにし、併せ馬にならなかったほど。熱発でスプリンターズSを回避した影響はまったく感じられず、好仕上がり。【7】
■ミッキーブリランテ 助手騎乗、栗東坂路併せ馬。坂の入口がかなり混雑していたが、ベテランらしく自分のリズムで登坂。古馬3勝クラスにアオられ、結局2馬身遅れに終わるも、これはいつものこと。先週、今週と順調に負荷の強い稽古をこなせていること自体は評価していいだろう。順調と言える。【6】
■メイショウソラフネ 助手騎乗、栗東坂路単走。序盤からある程度出していく意欲的な内容。ラストは脚が上がりかけ、鞍上の手が大きく動いたが一定の力強さを保って1F12秒3(一杯)でまとめている。タイトなローテーションで来ており大幅上昇は強調しづらいものの、この馬なりに順調だろう。【6】
■ララクリスティーヌ 中井騎手騎乗、栗東CW単走。序盤は14-14ペースで入り、ラストだけ伸ばす内容。ややズブさを感じさせたものの、いざギアが入ってからの伸びは鋭く、終い1Fで10秒9(強め)を計時した。酷暑で調整に難しさがあった前走時よりいい状態で走れそう。【6】
■ルージュスティリア 坂井騎手騎乗、栗東坂路併せ馬。中1週を考慮し終い重点の内容。オープン馬カントルを目標に進み、ラストで仕掛けられると、スッとギアを上げて併入に持ち込んだ。3カ月だった前走を使われ、型どおり上昇。【6】
■ルガル 長岡騎手騎乗、栗東坂路単走。坂の入口で走路の落下物かなにかを気にしてかヨレる場面があったが、すぐに態勢を立て直しいい手応えを保ったまま長くいい脚を使った。終始素軽さにあふれており、体を柔軟に使えていたのもいい。絶好の仕上がり。【8】
■ロータスランド 助手騎乗、栗東坂路併せ馬。先行させた古馬2勝クラスに取り付き併走。最初はやや気乗りしないような素振りもあったものの、ラストで気合いを入れられると脚力の違いを誇示するように伸びて2馬身の先着を果たしている。まだ気持ちの面でどうかだが、乗り込み量は豊富。持てる力は出せそうだ。【6】
<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。
(Text:Nishimura)
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アヴェラーレ重賞連勝狙う
28日の京都では、1着馬にマイルCS優先出走権が与えられるスワンS(G2、芝1400メートル)が行われる。
アヴェラーレ(牝5、木村)が重賞連勝を目指す。3月に3勝クラスを勝利し、続く京王杯SCで4着に好走。前走・関屋記念で2着ディヴィーナを差し切り、重賞初Vを決めた。5歳を迎えて本格化したドゥラメンテ産駒。持ち前の末脚を生かして連勝を狙う。
20年朝日杯FSの覇者グレナディアガーズ(牡5、中内田)は完全復活を期す。阪神Cで21年1着、22年2着と好走している芝1400メートルはベスト距離。前走・高松宮記念でも5着とG1で力を見せており、休み明けでも期待はふくらむ。
他にも、昨年のNHKマイルCを勝っているG1馬ダノンスコーピオン(牡4、安田隆)、今年のダービー卿CTを制したインダストリア(牡4、宮田)、昨年2着のララクリスティーヌ(牝5、斉藤崇)など多彩なメンバーがそろう。