東京

11R

サウジアラビアRC

芝1,600m

直線は525.9m。向正面直線の右奥がスタート地点で、最初の3コーナーまでの距離は約542m(Aコース時)。3コーナー手前に高低差1.5mの上り坂、最後の直線途中に高低差2.1mの上り坂が設けられている。3~4コーナーは緩やかなカーブ。スピードのみならず、スタミナ・持続力も求められるコース。



過去10年

1人気 (3-3-1-3)
2人気 (2-4-2-2)
3人気 (3-0-4-3)
4人気 (2-0-1-7)
5人気 (0-1-0-9)
6人気以下(0-2-2-52)


前走

1勝クラス(0-0-0-12)


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騎手

ルメール(65-41-34-100)27.1% 44.2% 58.3%
戸崎圭太(31-30-29-137)13.7% 26.9% 39.6%
川田将雅(17-12-10-46) 20.0% 34.1% 45.9%
横山武史(15-16-15-96) 10.6% 21.8% 32.4%
大野拓弥(13-11-8-159) 6.8% 12.6% 16.8%
津村明秀(6-8-10-102)  4.8% 11.1% 19.0%
横山和生(4-4-7-64)   5.1% 10.1% 19.0%
松山弘平(3-7-5-40)   5.5% 18.2% 27.3%
岩部純二(1-1-1-40)   2.3% 4.7% 7.0%

種牡馬
ダイワメジャー  (15-8-11-115)10.1% 15.4% 22.8%
モーリス     (12-12-9-85) 10.2% 20.3% 28.0%
シルバーステート (2-0-2-32)  5.6% 5.6% 11.1%
ブリックスアンドモルタル(1-0-1-1) 33.3% 33.3% 66.7%
レッドファルクス (0-0-1-6)   0.0% 0.0% 14.3%
エスケンデレヤ  (0-0-0-7)   0.0% 0.0% 0.0%
ゴールドアクター (0-0-0-5)   0.0% 0.0% 0.0%

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サウジアラビアRC(GIII、東京、芝1600m)

■ウインアクトゥール 横山武騎手騎乗、美浦ウッド単走。僚馬を大きく先に行かせ、一応の目標として我慢させる形の調整。道中はそこまでエキサイトせず、落ち着いて進んでいく。直線では促しにジワッと反応してまずまずの加速を示した。華奢な馬の中4週とあって攻め切れない嫌いは感じるところだが、ひとまず走れる状態に仕上がった。【6】

■エコロマーズ 助手騎乗、栗東坂路単走。先週CW3頭併せである程度負荷を掛けられたのが実質の最終追い。輸送を控える今週は単走・馬なりで脚捌きを微調整する程度だった。時計は平凡ながらブレが少なく、集中して走れていたのは好感。前走を使われ、デキは一気に上昇か。【7】

■ゴンバデカーブース 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。先週までにある程度負荷は掛けられており、今週は終いの反応を確認する4Fからの時計。直線では左右からタイトに挟まれる格好だったが、リズムを崩さず加速する。ラストは外の馬が伸びてきたのに即応し、こちらもスッとギアを上げており、精神面はかなりいい状況のようだ。乗り込み量は十二分だし、4カ月ぶりでも能力全開に期待できる。【7】

■シュトラウス 助手騎乗、美浦ウッド単走。活気十分の雰囲気で道中進んでいき直線へ。スムーズな手前変換から、引っ張り切りの手応えで猛然と伸び1F11秒3(馬なり)で駆け抜けた。物見をするなどまだ若さもあるが、活気、体調面に関しては言うことなし。久々を感じさせない万全の状態にある。【7】

■ハッピーサプライズ 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。先行2頭を外からマクっていく意欲的な調整。仕掛けられての反応がワンテンポ遅れたが、ジワジワと加速し2頭との追い比べで最先着している。中1週でこの内容をこなせるあたり、脚元や体調面は至極順調なよう。自分の競馬はできそうだ。【6】

■ボンドガール 石川騎手騎乗、美浦ウッド単走。高いモチベーションを感じさせるように序盤から無理なくスピードに乗っていき、直線では自然と四肢を大きく使って加速した。重心は低く、単走とは思えないほどの気迫があったのものいい。先週は準オープン馬と互角以上の動きを見せていたし、絶好の状態と言える。【8】

■マイネルブリックス 助手騎乗、美浦坂路単走。先週のレースで放馬除外となりこちらにスライド。坂路で流す程度の内容に留まる。気迫に乏しく、ラストの仕掛けにも反応が鈍かった。稽古をこなせていること自体、除外の影響は少なそうだが、攻め気配は平凡。【5】

■マリンバンカー 岩部騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。道中で集中を欠く素振りもあったが、体を併せての追い比べとなった直線では力強く伸びることができていた。初戦快勝の反動はなさそうで、使った分の上積みが見込める。【6】

■レーヴジーニアル 横山和騎手騎乗、栗東CW併せ馬。古馬2勝クラスを追走し、直線入口あたりで楽にキャッチアップ。抜け出したところでやや苦しくなり相手が盛り返してきたが、なんとか踏ん張ってクビほどの先着とした。精神面のブレは少なからずありそう。それでも脚捌きなどは鋭く、体調面は上々のレベルと言える。【6】


<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。
(Text:Nishimura)


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ボンドガール無敗V決める

2歳限定のマイル戦・サウジアラビアロイヤルC(G3、芝1600メートル、10月7日=東京)に向けて、ボンドガール(牝2、手塚)が連勝を狙っている。新馬戦は3番手から33秒0の上がりで快勝と、強い勝ちっぷり。半兄ダノンベルーガもデビュー2戦目で共同通信杯を勝っており、同馬もあっさり重賞Vを決めそう。

良血シュトラウス(牡2、武井)もポテンシャルが高い。初戦は不良馬場で逃げて9馬身差で圧勝した。母ブルーメンブラットは08年マイルCSの覇者で、これくらいの距離で大活躍しそう。

そのほか、新馬戦で楽々逃げ切ったゴンバデカーブース(牡2、堀)など素質馬がそろう。