阪神

11R

ローズステークス

芝1,800m

外回りコースを使用。芝1600mのスタート地点より200m後ろに行った2コーナー出口付近のポケット、芝1400mと同じスタート地点で、3コーナーまでの距離は644m。コーナーは非常にゆったりしており、緩やかな下り坂。最後の直線は473.6m(Aコース時)で、残り200m~80mの間に高低差1.8mの急坂がある。



@2,150




過去10年

1人気 (4-1-1-4)
2人気 (1-2-2-5)
3人気 (1-0-1-8)
4人気 (1-0-0-9)
5人気 (1-0-0-9)
6人気以下(2-7-6-97)


前走

OP.重賞10人気以下(0-0-0-17)

条件戦5着以下(0-0-1-16)

条件戦以下で5人気以下(0-0-0-19)

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騎手
川田将雅(28-27-16-46) 23.9% 47.0% 60.7%
武豊  (15-10-6-70) 14.9% 24.8% 30.7%
松山弘平(14-19-15-101) 9.4% 22.1% 32.2%
ルメール(13-16-8-23) 21.7% 48.3% 61.7%
岩田望来(13-11-15-65) 12.5% 23.1% 37.5%
池添謙一(11-13-6-42) 15.3% 33.3% 41.7%
和田竜二(10-14-21-123) 6.0% 14.3% 26.8%
藤岡康太(10-2-10-63) 11.8% 14.1% 25.9%
坂井瑠星(9-9-8-59)  10.6% 21.2% 30.6%
浜中俊 (4-8-9-53)   5.4% 16.2% 28.4%
秋山真一(3-5-3-37)   6.3% 16.7% 22.9%
吉田隼人(5-3-4-40)   9.6% 15.4% 23.1%
鮫島克駿(1-4-5-69)   1.3% 6.3% 12.7%
菱田裕二(1-1-2-15)   5.3% 10.5% 21.1%
横山武史(0-1-1-12)   0.0% 7.1% 14.3%
モレイラ(0-1-0-0)   0.0% 100.% 100.%
木幡巧也(0-0-0-0)

種牡馬
ハーツクライ   (18-14-16-145) 9.3% 16.6% 24.9%
ロードカナロア  (12-11-3-100) 9.5% 18.3% 20.6%
キズナ      (12-10-9-82) 10.6% 19.5% 27.4%
ルーラーシップ  (9-17-9-98)  6.8% 19.5% 26.3%
エピファネイア  (8-13-10-67)  8.2% 21.4% 31.6%
ドゥラメンテ   (8-11-12-50)  9.9% 23.5% 38.3%
ジャスタウェイ  (6-9-1-51)   9.0% 22.4% 23.9%
ダイワメジャー  (4-8-3-58)   5.5% 16.4% 20.5%
リアルスティール (3-0-0-14)  17.6% 17.6% 17.6%
キタサンブラック (1-1-1-14)   5.9% 11.8% 17.6%
イスラボニータ  (0-1-1-12)   0.0% 7.1% 14.3%
スピルバーグ   (0-0-1-6)   0.0% 0.0% 14.3%
グレーターロンドン(0-0-0-1)   0.0% 0.0% 0.0%


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ローズS(GII、阪神、芝1800m)

■アリスヴェリテ 助手騎乗、栗東坂路単走。中1週を考慮し終い重点の軽い内容。ラストであと1枚ギアを上げて欲しい感はあったが、この馬なりに素軽く駆けていた。フォームにブレはないし、順調と言える。【6】

■アンリーロード 吉田隼騎手騎乗、栗東CW併せ馬。古馬2勝クラスを追走し、直線ではインへ進路を取る。相手をロックオンしてからの加速にややモタつきはあったが、ジワッと脚を伸ばし手応え優勢で併入とした。序盤にしっかり折り合えていたのは好感。まだ良化の余地は残すものの、4カ月ぶりを考えれば悪くない状態。【6】

■ココナッツブラウン 助手騎乗、栗東CW併せ馬。2頭を追走し直線では最内へ進路を取る3頭併せ。いい手応えを保ったままスッと加速して併走する。最後は外2頭にそれぞれクビほどの遅れに終わったが、馬体維持を念頭にまったく無理をさせていなかったもの。懸念視は不要だろう。状態は高いレベルで安定。【7】

■コンクシェル 助手騎乗、栗東CW併せ馬。5馬身ほど先に行く古馬1勝クラスを追走。直線半ばでもまだ差はあったが、そこからの仕掛けに力強く脚を伸ばし、半馬身抜け出しての先着を果たした。夏に稼働を続けての中3週ながら、ここでしっかり負荷を掛けて問題ないあたり体調面にまったく不安なしというところか。好調キープだ。【7】

■セーヌドゥレーヴ 助手騎乗、栗東坂路併せ馬。土曜追いで速い時計を出したのが実質の最終追い。今週は脚慣らし程度の内容に留まった。古馬1勝クラスと併走。やや気迫不足の感はあったものの、素軽い加速を見せ併入としている。中9週の前走を勝利した反動はなく、型どおり上昇か。【6】

■ソーダズリング 武豊騎手騎乗、栗東坂路併せ馬。古馬2勝クラスへ早々と取り付き併走。加速してフラつく相手を横目に、ブレのないシャープな走りで圧倒すると、ラストはわずかな促しで機敏に反応し半馬身抜け出してのフィニッシュとした。集中力抜群といった感があり、文句なしの好仕上がり。【8】

■トリオンファルマン 助手騎乗、栗東坂路併せ馬。古馬1勝クラスに取り付いて併走。先に手が動いてしまったが、力強く脚を伸ばし渋太く併入としている。稽古駆けしない馬なりに4F52秒1(一杯)は自己ベストタイだし、このひと追いで走れる態勢整ったか。【6】

■フォーチュンコード 難波騎手騎乗、栗東CW併せ馬。前後大きく離れた隊列で進み、直線で体を並べる3頭併せ。変則的な入りながら自分のリズムを崩さず直線に向かい、ラストは手応え最優勢でそれぞれと併入した。メリハリがあり、精神面でかなりいい状況のようだ。前走激走の反動は感じられず、好調を維持。【7】

■ブライトジュエリー 助手騎乗、栗東坂路単走。鮫島駿騎手を背に速い時計を出した先週のCW併せ馬が実質の最終追い。今週は終い重点で反応を確認する程度の内容に留まる。序盤は強い前進気勢を感じさせつつもしっかりと脚を溜め、ラストでスパッと弾けてみせた。余力は十分に残っており、追えばもっと切れて良かっただろう。ひと息入れてさらに心身で成長を果たした感があり、いい状態で走れる。【7】

■ブレイディヴェーグ C.ルメール騎手騎乗、栗東CW併せ馬。中間は早めに栗東入りしており、最終調整も現地で。古馬2勝クラスを追走し、終始おっつけ気味ではあったが、少ない負荷で滑らかに加速し最後は半馬身先着とした。四肢を伸び伸びと使えているし、3カ月ぶりでも自分の競馬はできそうだ。【6】

■ベレザニーニャ 助手騎乗、栗東坂路単走。一定の素軽さは保てていたが、最後は頭が上がり気味となって伸びを欠いた。時計面のインパクトも感じられず、変わり身は見込みづらい。【5】

■マスクトディーヴァ 助手騎乗、栗東坂路単走。前を行く馬が視界に入っている分掛かり気味ではあったが、ラストまでしっかり脚を残せており上々の加速を披露した。先週のCW追いも好内容で、3カ月ぶりを感じさせない好気配。【7】

■マラキナイア 助手騎乗、栗東坂路単走。序盤はやや集中できていないような素振りもあったが、鞍上の仕掛けにスッと反応し力強く脚を伸ばせていた。ここまでの乗り込みは意欲的で、体調面でまったく不安が感じられない。自分の力は出せる状態だろう。【6】

■ユリーシャ 助手騎乗、栗東坂路単走。序盤から速いペースを刻み、その分ラストは鞍上の手が動いたものの、まずまず素軽く脚を伸ばし駆け抜けていた。いかにも攻め不足だった前走を使われての上積みはありそう。【6】

■ラヴェル 助手騎乗、栗東坂路単走。走路は混雑していたが、我関せずの集中ぶりから速いラップを刻んで登坂。最後はさすがに止まり加減となったが、しっかり余力が残った状態で駆け抜けた。4F全体は自己ベストを大幅更新の50秒8(一杯)。夏を越してのパワーアップぶりは顕著で、いい状態で秋初戦を走れそう。【7】

■ラファドゥラ 小島師騎乗、栗東CW併せ馬。放牧先から直接栗東へ入っており、最終調整も現地で。上村厩舎の2頭を追走する3頭併せで、序盤から速いラップを刻む意欲的な内容を消化した。体重の重い小島師騎乗ながら、素軽さ満点といった雰囲気で楽々と取り付きそのまま併入。ほぼ万全の仕上がりだ。【7】

■リサリサ 五十嵐騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。先週速い時計を出したのが実質の最終追い。今週は輸送を考慮して軽めの調整に留まった。掛かり気味の併走相手をいなすように終始落ち着いた雰囲気で進み、相手に合わせるように併入としている。2カ月ぶりだった前走を使われ、着実に良化。【6】

■レミージュ 助手騎乗、栗東坂路併せ馬。古馬2勝クラスを併走。相手に取り付く際、一瞬モタつきはあったものの、ギアが入ってからは軽快に伸びて最後は半馬身の先着している。中間は時計面でしっかり底上げができており、休養を挟んでしっかり成長を果たしたようだ。自分の競馬はできそう。【6】

<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。
(Text:Nishimura)

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ラヴェル重賞2勝目へ

秋華賞トライアルのローズS(G2、芝1800メートル)が17日の阪神で行われる。

ここで良血ラヴェル(牝3、矢作)が重賞2勝目を狙う。昨年のアルテミスSはリバティアイランドを負かして勝利。オークスは10番人気ながら見せ場たっぷりの4着に走った。半姉ナミュールは昨年の秋華賞2着馬で、同馬も秋の活躍に期待がかかる。

連勝中のブレイディヴェーグ(牝3、宮田)も楽しみな素質馬。未勝利戦を6馬身差で圧勝し、1勝クラスも好時計で快勝した。今回が重賞初挑戦となるが、能力は通用するだろう。

ソーダズリング(牝3、音無)はフローラSの2着馬。前走オークスは8着も、距離短縮で見直したい。

そのほか、良血馬のブライトジュエリー(牝3、橋口)やマスクトディーヴァ(牝3、辻野)、逃げて5馬身差で連勝中のコンクシェル(牝3、清水久)なども侮れない。