小倉

11R

北九州記念

ダート1,200m

直線は約293m、坂はなく平坦。向正面、2コーナー左のポケットがスタート地点となっており、3コーナーまでの距離は約480m。小倉競馬場は2コーナー地点が最高地点となっており、スタート直後から下り坂。コーナーはスパイラルカーブの緩い下り坂となっており、スピードが出やすい。基本的に逃げ・先行有利。


15-09-01 

馬連@2,490




過去10年

1人気 (0-3-1-6)
2人気 (1-0-2-7)
3人気 (1-2-1-7)
4人気 (1-1-1-7)
5人気 (2-0-0-8)
6人気以下(5-2-5-108)


7歳以上(1-0-0-28)


前走

1.0秒以上負け(0-0-0-27)


重賞10着以下(0-0-1-32)

重賞10人気以下(0-1-1-33)


1,400m〜1,600m(0-0-0-17)


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騎手

松山弘平(27-18-16-130)14.1% 23.6% 31.9%
西村淳也(26-9-18-182) 11.1% 14.9% 22.6%
幸英明 (20-14-19-157) 9.5% 16.2% 25.2%
松若風馬(19-10-11-152) 9.9% 15.1% 20.8%
鮫島克駿(17-17-13-153) 8.5% 17.0% 23.5%
藤岡康太(15-19-10-151) 7.7% 17.4% 22.6%
川須栄彦(8-4-2-94)   7.4% 11.1% 13.0%
今村聖奈(6-2-6-47)   9.8% 13.1% 23.0%
藤懸貴志(5-4-6-70)   5.9% 10.6% 17.6%
亀田温心(5-3-8-118)  3.7% 6.0% 11.9%
坂井瑠星(5-3-2-16)  19.2% 30.8% 38.5%
岩田望来(3-8-9-49)   4.3% 15.9% 29.0%
団野大成(3-8-8-69)   3.4% 12.5% 21.6%
菅原明良(3-5-1-30)   7.7% 20.5% 23.1%
高倉稜 (2-1-6-61)   2.9% 4.3% 12.9%
M.デム(1-2-0-2)   20.0% 60.0% 60.0%
田口貫太(0-0-0-6)   0.0% 0.0% 0.0%
柴田善臣(0-0-0-2)   0.0% 0.0% 0.0%

種牡馬
ロードカナロア  (50-32-25-319)11.7% 19.2% 25.1%
ディープインパクト(17-12-12-118)10.7% 18.2% 25.8%
キズナ      (9-6-8-97)   7.5% 12.5% 19.2%
モーリス     (6-9-5-73)   6.5% 16.1% 21.5%
ビッグアーサー  (6-9-4-50)   8.7% 21.7% 27.5%
クロフネ     (5-7-1-51)   7.8% 18.8% 20.3%
リオンディーズ  (4-5-6-55)   5.7% 12.9% 21.4%
ヴァンセンヌ   (4-4-0-27)  11.4% 22.9% 22.9%
レッドスパーダ  (4-1-0-10)  26.7% 33.3% 33.3%
リアルインパクト (2-5-2-38)   4.3% 14.9% 19.1%
ジャングルポケット(2-4-4-48)   3.4% 10.3% 17.2%
グレーターロンドン(2-0-0-2)   50.0% 50.0% 50.0%
ドリームジャーニー(1-3-2-14)   5.0% 20.0% 30.0%
Practical Joke  (0-0-1-2)   0.0% 0.0% 33.3%
Frosted      (0-0-0-0)


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北九州記念(GIII、小倉、芝1200m)

■エナジーグラン 助手騎乗、栗東坂路単走。他馬で混雑した走路で走りにくさはありそうだったが、序盤はリズムを崩さず進み、ラストでスムーズに加速できていた。1週前のCW追いもいい内容だったし、4カ月半ぶりだった前走からの上積みは大きい。【7】

■クリノマジン 助手騎乗、栗東坂路単走。集中して外ラチ沿いを駆け上がり、ラストは余力を残して長くいい脚を使った。先週、今週と好時計を連発できており、体調は良さそう。中9週だった前走を使われ、順当に気配上昇。【6】

■サンキューユウガ 助手騎乗、栗東坂路単走。先週ある程度速い時計を出しており、今週は脚捌きを確認する程度。ラストで少し素軽さを欠いたのは気になるが、全体的にしっかり踏み込めてはいた。前走激走の反動はそこまでではなく、順調さを維持。【6】

■シゲルピンクルビー 助手騎乗、栗東坂路単走。順調に乗り込まれており、今週は終いの反応を確認する内容。力まずにじっくり脚を溜め、軽く促されたラストでは一気に回転数を上げて豪快に伸びた。重い馬場を苦にしない力強さがあり、半年ぶりとは思えない好気配。【7】

■ジャスパークローネ 助手騎乗、栗東坂路単走。先週速い全体時計を出しており、今週は終い重点。終始前向きな雰囲気を感じさせつつしっかりと制御もされており、促されたラストで1F11秒7(馬なり)と上々の切れを披露した。高いレベルで好調維持だ。【7】

■スティクス  助手騎乗、栗東CW単走。新潟遠征からの中2週を考慮し、軽めの調整。馬場が渋っていたなかでも、一定の軽快さを保って走れていた。極端なデキ落ちはなく順調。【6】

■ストーンリッジ 助手騎乗、栗東坂路単走。1週前にしっかり末を伸ばされており、今週は息を整える程度の内容に留まる。ラストは手応え十分のまま滑らかにギアチェンジできており、精神面でいい状況にありそうだ。この馬なりに安定。【6】

■スマートリアン 助手騎乗、栗東坂路単走。先週角田河騎手を背にCWで負荷を掛けられたのが実質の最終追い。今週は終い重点で微調整程度の内容ながら、活気にあふれた雰囲気で登坂し、ラストは抜群の手応えを保ったまま鋭く加速できていた。前走を勝利し、さらに上昇を果たしたか。文句なしのデキ。【8】

■テイエムスパーダ 助手騎乗、栗東坂路単走。1週前に今村騎手を背に速い時計を出しており、今週は脚捌きを確認するような内容。終いにやや反応の鈍さはあったものの、全体的に力強く踏み込めており体調は悪くなさそうだ。4カ月半ぶりだった前走時から一定の上積みは見込める。【6】

■デュガ 助手騎乗、栗東坂路単走。日曜追いである程度の負荷を掛けており、今週は馬なりの調整。それでも強い前進気勢でグイグイと進んでいき、ラストはさすがに止まり加減ながら2F11秒8-12秒2と大きな失速はせずにまとめていた。一連の好調をしっかりキープ。【7】

■トゥラヴェスーラ 助手騎乗、栗東坂路単走。坂の入口あたりで手前の変換に少しだけモタつくが、スッと立て直し終いは馬自ら気持ちを乗せるようにして軽快に伸びた。いかにもベテランらしく、経験値にモノを言わせたような好内容。先週は目一杯の負荷を掛けられており、体調面も不安なしだ。能力全開に期待できる。【7】

■ボンボヤージ 助手騎乗、栗東ポリ単走。道中で集中できていない素振りがあり、ラストも促しにすんなり反応できず伸びを欠いた。稽古がアテにならないタイプではあるが、5カ月ぶりにしては攻め本数も物足りず、攻めからは強調しづらい。【5】

■ママコチャ 助手騎乗、栗東坂路単走。折り合い面を強化するため、序盤はじっくり我慢させラストに弾けさせる内容。やや力みは感じさせたものの許容範囲で、ラストは意図した通り鋭く脚を伸ばせていた。中間のCW追いでもメリハリのある動きができており、中11週を感じさせない好気配。【7】

■モズメイメイ 松若騎手騎乗、栗東坂路併せ馬。準オープン馬と体を並べて登坂。手応えは相手が若干優勢に見えたが、モズメイメイも軽快さを保ってギアを上げ、最後はクビほど抜け出しての先着を果たした。さっそく能力をフルに出せそう。【7】

■リプレーザ 藤懸騎手騎乗、栗東坂路単走。強い前進気勢を感じさせ坂へ向かっていく。途中の手前変換でモタついたが、ギアが入ったラストは鋭い脚を使えていた。いかにも体調は良さそうで、中8週とひと息入っているが持てる力はしっかり出せそう。【6】

■レジェーロ 助手騎乗、栗東坂路単走。日曜日に強い負荷を掛けられたのが実質の最終追い。今週は流す程度に留まる。前走時で428キロとガサのない馬の中2週と考えれば、中間1本でも強く攻められたことは好感。デキ落ちはなさそうだ。【6】

■ロンドンプラン 助手騎乗、栗東坂路単走。序盤はセーブし、終いの反応だけ確認する内容。そこまでスパッとは切れなかったものの、機敏にギアを上げることはできていた。9カ月半ぶりとなるが乗り込み量は十二分。走れる態勢にありそう。【6】

■ロードベイリーフ 助手騎乗、栗東坂路併せ馬。3歳未勝利に取り付いて併走し、最後は切れ負けして1馬身の遅れ入線、ただしオーバーワークを避け、まったく無理をさせていなかった。7月に2回使われてからの中2週で、大幅上積みこそなさそうだが、この馬なりに安定だろう。【6】


<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。
(Text:Nishimura)


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快足モズメイメイ連勝へ

20日はサマースプリントシリーズ第4戦の北九州記念(G3、芝1200メートル)が行われる。

ここで快速モズメイメイ(牝3、音無)が重賞3勝目を目指す。今年のチューリップ賞で重賞初Vを果たすと、前走の葵Sは抜群のスタートを決めて逃げ切りV。短距離適性があり、重賞連勝を期待したい。

ジャスパークローネ(牡4、森秀)も快足馬で、前走CBC賞で逃げて重賞初勝利。ムラがあるタイプだが、気分良く運べるようなら楽しみ。

ソダシの全妹ママコチャ(牝4、池江)は前走安土城Sを3馬身差で快勝。初の1200メートルでも侮れない。

そのほか、高松宮記念3着のトゥラヴェスーラ(牡8、高橋康)、長期休養明けだが昨年小倉2歳Sの覇者ロンドンプラン(牡3、宮本)も侮れない。