札幌

11R

札幌記念

芝2,000m

洋芝で直線は約266m(Aコース時)、坂はなく平坦。スタート地点は4コーナ-奥のポケット。スタンド前を横切って1周する。1コーナーまでの距離は約380m。コーナーは緩やか。基本的に逃げ・先行有利だが、クラスが上がるにつれて差し馬も馬券に絡んでくる。


13-10-01

不的中




過去10年

1人気 (0-4-3-3)
2人気 (5-1-0-4)
3人気 (2-0-0-8)
4人気 (0-1-3-6)
5人気 (2-0-1-7)
6人気以下(1-4-3-87)


7歳以上(0-2-1-27)


前走

G310着以下(0-0-0-10)

G31.0秒以上負け(0-0-0-13)


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騎手

ルメール(17-13-8-33)23.9% 42.3% 53.5%
横山武史(10-10-7-50)13.0% 26.0% 35.1%
横山和生(6-3-2-39) 12.0% 18.0% 22.0%
吉田隼人(5-6-5-46)  8.1% 17.7% 25.8%
武豊  (5-2-4-24) 14.3% 20.0% 31.4%
浜中俊 (4-1-3-13) 19.0% 23.8% 38.1%
モレイラ(4-0-1-4)  44.4% 44.4% 55.6%
川田将雅(3-1-1-3)  37.5% 50.0% 62.5%
岩田康誠(2-2-4-24)  6.3% 12.5% 25.0%
国分恭介(2-1-1-15) 10.5% 15.8% 21.1%
戸崎圭太(1-2-1-3)  14.3% 42.9% 57.1%
松岡正海(1-1-1-13)  6.3% 12.5% 18.8%
横山典弘(1-0-3-17)  4.8% 4.8% 19.0%
和田竜二(0-0-0-6)  0.0% 0.0% 0.0%
国分優作(0-0-0-0)

種牡馬
オルフェーヴル  (9-5-2-31) 19.1% 29.8% 34.0%
ディープインパクト(8-13-7-70) 8.2% 21.4% 28.6%
ハーツクライ   (6-6-6-75) 6.5% 12.9% 19.4%
ゴールドシップ  (4-4-6-39) 7.5% 15.1% 26.4%
ステイゴールド  (4-4-2-30) 10.0% 20.0% 25.0%
モーリス     (4-3-2-17) 15.4% 26.9% 34.6%
エピファネイア  (4-2-2-29) 10.8% 16.2% 21.6%
デクラレーションオ(2-1-0-1) 50.0% 75.0% 75.0%
スクリーンヒーロー(1-5-2-29) 2.7% 16.2% 21.6%
イスラボニータ  (0-0-0-5)  0.0% 0.0% 0.0%
No Nay Never   (0-0-0-1)  0.0% 0.0% 0.0%

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札幌記念(GII、札幌、芝2000m)

■アフリカンゴールド 助手騎乗、札幌ダート単走。ある程度の前向きさを感じさせつつ直線へ。早めに仕掛けられ、最後こそ頭が上がったものの長くいい脚を使った。放牧先から直接札幌に入りこれが2本目だが、これだけ動ければ大丈夫だろう。持てる力は出せそう。【6】

■イズジョーノキセキ 岩田康騎手騎乗、札幌芝単走。序盤は折り合いに専念し、直線でも余力十分のまま馬自ら気持ちを乗せて重心を沈め鋭く切れた。脚の回転も滑らかで、転厩初戦で手探り感のあった前走時から大幅に上昇。【7】

■ウインマイティー 助手騎乗、札幌ダート単走。先週ある程度速い時計を出しており、今週は脚捌きを確認する程度の内容。序盤に溜めた分、あと少し切れて欲しい感はあったが、まずまず力強い踏み込みで駆け抜けている。ハードに攻められて臨んだ転厩初戦の前走で好走したが、極端なデキ落ちはなく順調。【6】

■ウインマリリン 松岡騎手騎乗、札幌ダート単走。先週芝で速い時計を出しており、今週は微調整程度の内容。ゆったりと進み、意識的に外へ回して直線へ。鞍上が気合いを入れると機敏な反応から一気に回転数を上げて伸びた。メリハリがあり、海外帰りの5カ月ぶりを感じさせない好気配だ。【7】

■ジャックドール 武豊騎手騎乗、函館芝単走。水分を含んで走りにくそうな函館芝のコンディションをものともせず力強い走りで進み、促された直線では単走とは思えない気迫を感じさせ、滑らかに加速できていた。先週の併せ馬では好時計で豪快に先着できていたし、万全の仕上がりと言える。【7】

■シャフリヤール 横山武騎手騎乗、函館芝併せ馬。3歳未勝利を目標に、直線ではインへ進路を取る。気持ちの乗りがいまひとつなのかギアがなかなか上がらなかったが、鞍上が懸命に仕掛けると脚力の違いでなんとか抜き去ってみせた。抜け出してからフワッとしたあたりも含め、まだ精神面が整っていなさそうではあるが、このひと追いで走れる態勢は整ったようだ。【6】

■ソーヴァリアント 荻野琢騎手騎乗、函館芝併せ馬。古馬1勝クラス4馬身追走し、4角で楽に取り付いていく。並ばれてバタつく相手を横目に余力たっぷりの走りでアオり、ラストはスッと切れて1馬身半の先着を果たした。常に稽古駆けするタイプではあるが、現状心身ともに研ぎ澄まされているようだ。文句なしのデキ。【8】

■ダノンベルーガ 助手騎乗、函館芝併せ馬。前後に馬を置き、直線では左右の間に進路を取る3頭併せ。序盤はやや気乗りしないような雰囲気もあり鞍上がおっつけ通しだったが、ギアが入った直線半ばからグイッと伸びてそれぞれに先着を果たしている。乗り込み自体は順調だし、この馬の競馬はできそう。【6】

■トップナイフ 横山和騎手騎乗、札幌芝併せ馬。横山典騎手が駆るマテンロウレオを目標に進み、直線ではピタッと体を並べての併せ馬。手応えは互角で、両頭とも軽快に加速しそのまま併入とした。ここまでの本数は少ないが、先週はマテンロウレオをアオって猛時計を出せており牧場でほぼ仕上げられていたようだ。さっそく能力全開となりそう。【7】

■ヒシイグアス 助手騎乗、函館芝併せ馬。格下2頭を外で先導する併せ馬。渋った馬場を気にしたか、やや進みは悪かったものの最後はジワッと脚を伸ばして1頭に先着、1頭と併入としている。じっくり時間を掛けて立て直されており、持てる力は出せる状態。【6】

■プログノーシス 助手騎乗、函館芝併せ馬。10馬身近く先行させた相手を楽に追い詰め、コーナーワークで取り付いていく。追走差がありながら、並んでからの手応えはプログノーシスが優勢。相手の加速に応じてギアをスッと上げ、併入に持ち込んだ。海外帰りで4カ月ぶりというのをまったく感じさせない好気配にある。【7】

■マテンロウレオ 横山典騎手騎乗、札幌芝併せ馬。同厩舎トップナイフとの最終スパーリング。外先導の形で迎え入れるといい手応えを保ったままピタッと併走し、併入としている。先週はトップナイフにアオられていたが、そこからグンと気配上昇か。好仕上がりと言える。【7】

■ヤマニンサルバム 大久保騎手騎乗、札幌芝単走。コンスタントに使われていることを考慮し、終い重点の調整に留まる。直線では馬場の外めに誘導され、まずまずの軽快さを保って駆け抜けた。あと少し切れて欲しかったが、馬場が渋っていたことを考えれば悪くない動き。大幅上昇こそ強調しづらいものの、この馬なりに順調。【6】

■ユニコーンライオン 助手騎乗、函館ウッド併せ馬。3歳未勝利を外からパスしていく形。早めにマクって抜け出しにかかるが、そこまでの勢いはなく勢い良く盛り返してきた相手との併入に留まっている。先週もズブさがあったし、海外遠征帰りから2回使われたものの、まだ本調子になさそう。【5】

■ラーグルフ 助手騎乗、函館ウッド併せ馬。序盤から頭が高く、内から来た相手にあっさりパスされての遅れ入線に終わっている。とはいえ抜かれた相手がスプリントGI馬ナランフレグなら致し方なしか。ラーグルフ自身、稽古で派手に動かないタイプだし、2週続けてしっかり負荷を掛けられていること自体は評価していいだろう。この馬の競馬はできるのでは。【6】


<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。
(Text:Nishimura)


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ジャックドール連覇決める

G1ホースが集うサマー2000シリーズ第4戦・札幌記念(G2、芝2000メートル、20日)で、ジャックドール(牡5、藤岡)が連覇を狙っている。今年の大阪杯でG1初制覇を果たすと、前走の安田記念は初のマイルで5着。中間の気配は上々で、実績ある条件で勝ち負け必至か。

同世代のダービー馬シャフリヤール(牡5、藤原英)は久々の勝利を目指す。3月のドバイシーマC5着以来の実戦だが、久々でも力を発揮できるタイプ。力通りなら当然勝ち負けになる。

ウインマリリン(牝6、手塚)は昨年の札幌記念で3着に好走し、香港ヴァーズでG1初制覇を決めた。同馬もドバイシーマC(6着)以来となるが、上位争いを期待していい。

そのほか、香港のクイーンエリザベス2世C2着のプログノーシス(牡5、中内田)、ドバイターフ2着のダノンベルーガ(牡4、堀)など強豪馬が集う。