函館

11R

函館2歳ステークス

芝1,200m


1人気 (3-1-0-6)
2人気 (2-2-1-5)
3人気 (1-2-2-5)
4人気 (3-1-1-5)
5人気 (0-0-0-10)
6人気以下(1-4-6-88)


1〜4枠(2-6-9-55)

5〜8枠(8-4-1-65)


騎手
藤岡佑介(20-15-12-71)16.9% 29.7% 39.8%
武豊  (19-15-13-41)21.6% 38.6% 53.4%
横山武史(19-14-22-86)13.5% 23.4% 39.0%
ルメール(10-19-8-28) 15.4% 44.6% 56.9%
丹内祐次(9-15-17-127) 5.4% 14.3% 24.4%
鮫島克駿(9-6-6-38)  15.3% 25.4% 35.6%
佐々木大(6-4-2-16)  21.4% 35.7% 42.9%
松田大作(5-2-3-44)  9.3% 13.0% 18.5%
横山和生(4-12-8-77)  4.0% 15.8% 23.8%
浜中俊 (2-5-2-21)  6.7% 23.3% 30.0%
斎藤新 (2-4-0-36)  4.8% 14.3% 14.3%
富田暁 (2-0-3-28)  6.1% 6.1% 15.2%
黛弘人 (1-5-9-89)  1.0% 5.8% 14.4%
西村淳也(1-1-3-18)  4.3% 8.7% 21.7%
和田竜二(0-0-0-7)   0.0% 0.0% 0.0%

種牡馬
ロードカナロア  (23-16-13-126)

12.2% 26.1% 33.0%


キンシャサノキセキ(8-13-9-95)  

6.4% 16.8% 24.0%


キズナ      (6-2-5-27)  

15.0% 20.0% 32.5%


エピファネイア  (5-5-8-49)   

7.5% 14.9% 26.9%


ダノンシャンティ (5-5-2-26)  

13.2% 26.3% 31.6%


ルーラーシップ  (3-2-2-34)   

7.3% 12.2% 17.1%


カレンブラックヒル(4-3-4-31)   

9.5% 16.7% 26.2%


ヘニーヒューズ  (1-5-2-20)   

3.6% 21.4% 28.6%


サトノクラウン  (1-1-0-4)   

16.7% 33.3% 33.3%


ファインニードル (1-0-2-8)   

9.1% 9.1% 27.3%


ダノンレジェンド (1-0-1-10)   

8.3% 8.3% 16.7%


アルアイン    (1-0-0-1)   

50.0% 50.0% 50.0%


シャンハイボビー (1-0-0-1)   

50.0% 50.0% 50.0%


パイロ      (1-0-0-5)   

16.7% 16.7% 16.7%

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函館2歳S(GIII、函館、芝1200m)
■アガシ 大久保騎手騎乗、函館芝併せ馬。同じ函館2歳Sに出走するルージュレベッカ、デビュー前の2歳新馬の2頭を外で先導する形。直線では最内ルージュレベッカの伸びが際立っており突き放されてしまったが、新馬とは併入した。この馬なりに力強く脚を使えており、体調は安定だろう。自分の競馬はできる。【6】

■カレンナオトメ 黛騎手騎乗、函館ウッド併せ馬。福島で走ってからの中1週を考慮し、終い重点の内容。3歳未勝利馬に取り付いて併走するが先に手応えが怪しくなり、最後は目一杯追われてなんとか馬なりの相手に食らいついていった恰好。見栄えは悪いが、体調が悪くないからこそしっかり追えるということか。この馬なりに順調。【6】

■クールベイビー 助手騎乗、函館ウッド併せ馬。大きく先に行かせた古馬2勝クラスを序盤から淀みのないラップで追走。直線では早々に抜け出し、相手が反撃してくる形だったが、相手が来れば来るだけギアを上げ結局、楽に半馬身の先着を果たしている。高いレベルで安定。【7】

■コルルディ 鮫島駿騎手騎乗、函館ウッド併せ馬。序盤から外を回る形で内の3歳未勝利馬と終始併走で突かれる形。それでも極端に力むことなく、気持ちを乱さず力強さを保って併入とした。前走時にある程度仕上がっており大幅上積みはどうかも、順調と言える。【6】

■スカイキャンバス 横山武騎手騎乗、函館芝併せ馬。デビュー前の新馬2頭の間に割って入る3頭併せ。序盤から活気十分に進み、直線半ばでは追われてバタつく2頭の間から一気に抜け出しそれぞれに大きく先着を果たした。抜け出してからも鞍上がしっかり追ったあたり、輸送後の体調はすこぶる良好なのだろう。いったん美浦に戻っての函館入りという強行軍を感じさせない好気配。【7】

■ゼルトザーム 浜中騎手騎乗、函館ウッド併せ馬。序盤は落ち着いて進み、鞍上との折り合いは上々。直線ではデビュー前の新馬2頭に外から併せていき、ブレの少ないシャープな走りで1頭に先着、1頭と併入した。年齢が同じとは思えない貫禄ある走りで、精神面はしっかり整っている印象。あと少し切れて欲しかったが、仕上がりは悪くない。【6】

■タヤスロンドン 丹内騎手騎乗、函館ウッド併せ馬。3歳未勝利を追走し、コーナーワークで取り付いていく。直線では年長馬に怯むような面は感じさせず、集中を切らさずに駆け抜けた。初戦から一定の上積みはありそう。【6】

■チークタイム 和田竜騎手騎乗、函館ウッド併せ馬。輸送後初の時計なので、無理をさせず息を整える程度。道中やや散漫さがあり、抜け出して1頭となった直線でもギアが上がり切らなかった。先着したはいいが、これは相手の新馬が走らな過ぎた感がある。輸送のダメージが少なからずありそうで、デキは良くて平行線か。【5】

■ナスティウェザー 助手騎乗、函館ウッド単走。そこまでガサのない馬の中1週なので、息を整える程度の内容に留まる。追われて頭が高くなったが。一定の素軽さは保って伸びることはできていた。使われた分の上積みはありそう。【6】

■ナナオ 西村淳騎手騎乗、函館ウッド単走。既に2戦を消化しての中1週のため、軽めで反応を確認する程度だった。直線で促されると、滑らかに加速できており精神面はいい状況のようだ。デキ落ちはなく順調。【6】

■バスターコール 五十嵐騎手騎乗、函館ウッド単走。道中は全体的に重心が高くなりながらも、キビキビと進んでいく。直線半ばで手前を替えると一気に重心を沈め、上々の伸びを披露した。長距離輸送の影響は少なそうで、初戦からの上積みは大きく見込める。【7】

■ベルパッション 松田騎手騎乗、函館ウッド併せ馬。2歳未勝利を追走。コーナーワークで気合十分に取り付き、直線に入って手前の変換に若干モタつくも、ギアが入ってからの伸びは圧巻で楽に1馬身の先着としている。モタれる面も許容範囲で、高いレベルで好調維持だ。【7】

■ルージュレベッカ 横山和騎手騎乗、函館芝併せ馬。同じレースに出走するアガシら2頭を追走、楽に取り付いて直線では最内へ進路を取る。仕掛けに鋭く反応すると、力強い踏み込みから相手2頭を置き去りにして先着を果たした。前走は余裕のある作りだったようで、そこを使われ一気に気配上昇か。【7】

■レガテアドール 斎藤騎手騎乗、函館ウッド単走。前走時で424キロという華奢な馬。既に2回使ってからの中2週なので、軽めの内容となった。前に別厩舎の馬を見る形だったがエキサイトせず、自分の走りに集中し、最後はジワッと脚を伸ばせていた。一定の前進はありそう。【6】

■ロータスワンド 藤岡佑騎手騎乗、函館芝併せ馬。函館記念に出走する古馬オープン・スカーフェイスを外で先導。突かれる形でも力むことはなく、リズミカルに走り続ける。結局迫ってくる先輩馬を楽に振り切って1馬身の先着を果たした。中間の乗り込みも順調そのもので、攻め気配は文句なし。【8】

<追い切り評価>は最終追いを含めた中間の調整全体の総合評価となり、10段階評価(10が最高、1が最低)です。
(Text:Nishimura)


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スカイキャンバス連勝狙う

15日は2歳世代最初の重賞レース・函館2歳S(G3、芝1200メートル)が行われる。ここは素質馬スカイキャンバス(牝2、武井)が人気を集めそう。デビュー戦は逃げてノーステッキで快勝。ハナを切りながらも上がり最速をマークし、後続を2馬身半離す強い内容だった。無敗で重賞Vを目指す。

強敵はロータスワンド(牝2、中竹)。新馬戦は気分良く逃げて1馬身差で勝利した。半兄ビアンフェと半姉ブランボヌールはこのレースの覇者で、血統的にも楽しみは大きい。

ベルパッション(牝2、西園正)も初戦が好内容。スタートは出遅れたが、直線は外から鋭い伸び脚を披露した。そのほか、新馬戦を勝ったコルルディ(牝2、高柳大)やチークタイム(牝2、鈴木孝)、バラ一族の血を引くゼルトザーム(牡2、加用)など、素質馬がそろう。