浦和

11R

しらさぎ賞

ダート1,400m

02-09-07

◯07グランパラディーゾ

06.08




古馬牝馬によって争われる重賞『第61回しらさぎ賞』(SⅢ、1400メートル)が26日、浦和競馬場で行われる。

グランパラディーゾに注目だ。JRAで3勝を挙げ、転入初戦のJpnⅢ・スパーキングレディーCでも5着に奮闘した実力馬。金沢に遠征した3走前の読売レディス杯で重賞初勝利を挙げ、名古屋の秋桜賞でも3着と好走した。休み明けの前走は前哨戦のティアラCを使われV。16キロ増ながら接戦を制した点に地力強化が見て取れた。使った上積みは確実で、別定57キロでも好勝負だ。

ティアラCの2着馬ジュネスも侮れない。9戦連続で馬券圏と安定感では引けを取らず、別定52キロは恵まれた印象。楽に先手を奪えれば、逆転のシーンも十分に考えられる。

セパヌイールは昨年末の東京シンデレラマイルで3着。コースや枠順を問わない堅実さが魅力で、休み明けでも大崩れは考えにくい。重賞4勝馬のスティールルージュ、連勝で勢いに乗るパワースレイヴも有力だ。

 

(文責:サンケイスポーツ)

しらさぎ賞は

浦和 11R

発走時刻は、17:45です。


メインはSⅢ「しらさぎ賞」 4歳以上牝馬オープン  1400メートル

 まず主力を形成するのは前開催に行われたこのレースのトライアル戦でもある準重賞ティアラカップ1~3着馬。勝ったグランパラディーゾはJRA時3勝、南関東転入初戦となった昨年7月・スパーキングレディーカップを5着入着した底力をみせてゴール寸前ジュネスを捕らえて差し切り勝ち。南関東の現役牝馬ではスピーディキックが頭ひとつ抜け出た存在感だが、同馬は2位グループのトップクラスを走っている。本番のここもまず上位争いか。ただ、2着に敗れたジュネスもいったんは先頭に立っての最後はアタマ差。今回は斤量差がさらに広がるだけに逆転の可能性は十分。3着スティールルージュは積極策を取って0秒2差、久しぶりに馬券に絡む好走をみせた。やはり距離は1400メートルぐらいまでが守備範囲で、不振を脱したとみればここでも勝機。
 別路線組ではまずティーズハクアに注目したい。近走は長距離志向だが、昨春の桜花賞ではスピーディキックの2馬身差2着などスピードは互角。流れに戸惑わなければ世代ナンバー2牝馬の走りはみせてくれるか。昨年の牝馬3冠路線4・5・4着のトキノゴールも近走成績は上がらないがまだ注意は必要か。休み明け・初コースが課題も昨暮れ東京シンデレラマイル3着が光るセパヌイール、マリーンカップで4着と善戦したリネンファッション、出走が叶えばまだ底をみせない快速・ツーシャドーも侮れないところ。