幻臭は、ほぼ治ったようです。
気になる症状は最近ありません。
コンサートや講演会などに行っても、唾液をゴクゴクしてしまう症状もほぼなくなりました。
我ながらびっくり。約40年の悩みに、ついにピリオドか。
治ったらしい理由について、考えてみました。
◆自立(?)
今までは誰かの庇護のもと、暮らしていました。
親やきょうだいであったり、配偶者であったり。
そのため、根底に常に甘えがありました。(「最終的には誰かがなんとかしてくれるだろう」)
でも、離婚して一人で自活をし、
自分の面倒はすべて自分でみることを継続しているうちに症状はよくなってきました。
「自分、意外と結構がんばれるじゃん」と心の底から思えるようになったことが幸いしたのかもしれません。
あと、人々が遠くなった。
以前は心理的に、他者にものすごく依存していたのだと思います。
今は遠い。一番親しいと思っている友だちでも、遠い。
遠いけど、不安ではない。
動き出した電車からホームを見ている感じです。
精神科の先生には「幻臭は難治性(ほぼ治らない)」と言われていました。
いま悩んでいる方も希望を失わないで生きてほしいと思います。