あらすじ
この記事・ブログでは、理系大学院に進むご本人・周囲の方の悩みを解決していきます!
実際に私が理系院卒女として感じたこと、周囲の生活をベースに書いていくので参考になれば幸いです。
この記事でわかること
- 就活からみた大学院へ進むメリット
- 大学院の2年という歳月のデメリット
就活からみた大学院へ進むメリット
1.学卒に比べて内定が取りやすい
2.インターンシップに参加しやすい
3.女の競争人数が少ない
1.学卒に比べて内定が取りやすい
これはネットを叩けばよく出てくる情報です。専門性を重視する会社は特に院卒を取る割合が多いです。
推薦にも学卒・院卒が関係してきます。推薦人数より希望人数の方が多い場合は院卒を優先的に当てがう大学が多いと思います。(もちろん人間性や成績が重要視されます)
院卒はプレゼンテーション作成や発表の場数が比較的多いので、面接ですらすらと自分の研究について話せる点も評価ポイントになるかもしれません。
内閣府が出しているアンケートまとめ資料にも、修士に進んだ理由として、研究をしたい・深堀したいの次に就職で有利だからという結果が出ています。(下記URL43ページ)
https://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/yusikisha/20220804/sanko2_2.pdf
2.インターンシップに参加しやすい
大学院は大学に比べて比較的時間があります。一般教養の講義がなくなり、専門講義のみになります。そうすると、企業のインターンシップに参加しやすくなります。
都会の大学だと大学入学当初からどこかのインターンシップを受けつつ講義に出席することが可能かと思いますが、地方の大学だとそうもいきません。
だからこそ時間のある大学院生のときにインターンシップを受けたほうが良いです。実際、インターンシップが内定につながりやすいという噂のある会社もあります。
3.女の競争人数が少ない
そもそも理系に女性が少ないため男社会雰囲気の残る会社は女性採用に力を入れているように感じました。
これは時代の後押し感が否めませんが、女性の社会進出・管理職への登用が高まりつつあることでチャンスは掴みやすくなっています。(この時代を作ってくれた先輩女性の皆さんありがとうございます。)
大学院の2年という歳月のデメリット
結婚・出産を早くしたい人にとっては
人生設計が難しい
大学院をストレートで修了すると25歳になる歳に社会人1年目になります。
大学を卒業した人は社会人3年目です。そうです、第一次結婚ピークが来ます。
3年間は仕事を頑張りたいと思ったら28歳。あっという間に30歳です。
最近は30歳を超えての結婚も増えてきましたが、出産を考えると30歳までに…という人が地元だと周りに多くいます。
そのため結婚出産を早めに考えている人はこの2年間が長く感じるかもしれません。
まとめ
就活からみた大学院へ進むメリット
大学院の2年という歳月のデメリット
を紹介しました。
仕事と結婚、どちらも悩みが尽きないテーマですね。男性も女性も働きやすい理解のある社会になってほしいものです。