無精子症は100人に1人という確率だそう。
発覚して、大学病院に行くまでおよそ3週間。
その間は色々調べたわ。

閉塞性と非閉塞性がある。
しかも残念なことに、非閉塞性がほとんどだとか。クラインフェルターであれば、若干精子の回収率はいいらしいけど。

欠損があれば、場合によっては、もうそこでゲームオーバー…

英語の論文も読みあさったりもした。もし、日本で不可能と判明した場合の可能性を知りたくて。

とりあえず主人には明るく接し、効果のほどなんて無いに等しいかもしれないけど、亜鉛のサプリを飲んでもらった。

そして大学病院の日。
私も仕事を半日で早退して同伴。
検査って時間かかるのね。

主人の無精子症が発覚したのが去年の10月頃。

結婚して1年たっても赤ちゃんができなくて、周りのめでたいお話しが羨ましい頃だった。

色々と本を読んだり、ネットで調べたりして自分なりに頑張っても一向にできず、決心して不妊外来に行きました。

平日は仕事をしてるので、そこも考慮しつつ、なるべく自然な手段を選ぶクリニックを選びました。

そこで色々と検査をすること、主人の精液も調べられるとも知ってちょっと前進した気がしたの。
初診の時は生理の初日だったから、問診だけで終わりました。

そして2回目、精液を持参して受診。
先生に、「ご主人のお仕事は不規則ですか?」って軽い感じに聞かれたわ。

わりと残業はあるけど、ちゃんと毎日日付が変わる前に帰って来るから、私も「いや、そんなにも」って答えました。

先生なりに探りを入れてたのね。
その数分後に、精子がいなかったと聞きました。
待合室に戻って、主人にすぐに話したわ。
二人で本当にびっくりしました。

そこから、大学病院を紹介されることに。
すぐに予約を入れてくれたけど、一ヶ月くらい先のお話し。
このどうしようも出来ない時間がまたもどかしいのね。