euphoria amber gold EDP 2018年


調香師 Pascal Gaurin


メインアコード

・アンバー

・スイート

・ハニー

・ウッディ

・フルーティ


持続力

★★★★☆ 長め


拡散力

★★★★☆ 強め


女性的★★★☆☆

ユニセックス★★★★★

男性的★★☆☆☆


ノート

トップノート

プラム、マンダリンオレンジ、ローズ


ミドルノート

ハニー、オレンジブロッサム、オリスルート


ラストノート

アンバー、サンダルウッド、バニラ、ラブダナム


メインの香料目立つ順に

ハニー、アンバー、サンダルウッド、バニラ、プラム


年齢

20代後半から上は何歳でも


季節

春秋冬向き


時間

昼夜問わず

オフィス・学校不向き


こんな人にオススメ

・アンバーの香りが好きな方

・キンキンに甘くないハチミツ香水をお探しの男女

・男性でハチミツの香りを纏いたい方


最もエキゾチックなユーフォリアはこちらです

アンバーを包み込むハニーがクセになる異国情緒あふれるスイート


オリジナルのユーフォリアは2004年発売

『カルバンクラインの香水といえば爽やか!

カルバンクラインの香水といえばユニセックス!カルバンクラインの香水といえばヤングアメリカン!』

というブランドイメージを覆すような


ディープでスイートなカルバンクラインらしからぬセクシーな香り

発売当初世界中の香水ファンを驚かせました

「ブラウン一色」というの香水の広告にしては珍しく配色、そして近未来的なボトルもインパクトがあり


ブランドイメージを良い意味でぶっ壊し

セールス的にも大成功を納めたユーフォリア 


もちろん、のちにフランカーも続々と登場します


今回はハチミツをメインにしたゴールドと名が付くアンバーゴールド


どっしりとした重厚感のあるアンバーをとろけるように滑らかでスイートなハニーが包み込む香りです


トップノートはプラムやオレンジがキンと甘いオープニング

すでにハチミツも香るので

ハチミツの瓶に鼻を近づけたような感覚になります


リアルハニーからすぐに主役のアンバーがどっしりと奥底から迫ってきて


ミドルノートではハニー&アンバーの均等のとれた滑らかな香りになります


女性的過ぎず、男性的過ぎず

中性的なハニーにうっとり


ラストではさらに重厚感を増し

サンダルウッドの寺院っぽい香りとアンバー、ハニー、そしてバニラも加勢して

甘いのだけれど落ち着きのあるディープな香りになりフィニッシュ


ハチミツの瓶→ハニーアンバー→ハニーアンバーウッディバニラと言った香りの変化でした


広告は


※出典元 ピンタレスト


オブジェクトだけで残念!!

オリジナルのユーフォリアのブラウン一色の世界観が衝撃的過ぎて

それ以上の芸術性、オリジナリティある広告はちょっとやそっとじゃ作れないってマーケティングチームも頭を抱えた様子がイメージできます笑


そうそう、私の大好きな香水の広告はユーフォリア もですが、エタニティも忘れ難いほど

衝撃的でした

香水は本来「セックスアピールのため」のツール

なので広告は露出多めのセクシー系だったり、美や芸術性、官能を追求した仕上がりが当時主流だったのですが


子供を香水の広告に起用したこと

エタニティ=永遠というテーマの香水に親子愛(性的な愛ではなく)を思わせる構図にしたことに

当時中学生だった私は感銘を受けたのでした


カルバンクラインの広告それ以降ずっと注目している!


あかん、広告を語り出したら止まらないのでこの辺にして


ヤングアメリカンなブランドイメージを一皮剥かせたユーフォリア


フランカーも攻めていて良き!


追記

ユーフォリアアンバーゴールド

メゾンフランシスクルジャンのグランソワールに似ています

それだけ秀逸な作品ということがお分かりいただけるはず