Lolita Land Lolita Lempicka EDP 2018年

調香師 Francis Kurkdjian,  Maïa Lernout

メインアコード
・フルーティ
・バニラ
・スイート
・シトラス

持続力
★★★★☆ 長め

拡散力
★★★☆☆ 普通

女性的★★★★★
ユニセックス★☆☆☆☆
男性的☆☆☆☆☆

ノート
トップノート
ベリーニ、マンダリンオレンジ、オレンジ、ペッパー、グレープフルーツ、レモン、ライム

ミドルノート
白桃、プラム、ブラックカラント、ジャスミンサンバック、ジャスミン、マグノリア、ローズ

ラストノート
バニラ、ベンゾイン、リコリス、ホワイトムスク、サンダルウッド
メインの香料目立つ順に
ベリーニ、バニラ、白桃、オレンジ、ベンゾイン

年齢
10代から30代くらいのイメージ

季節
オールシーズン

時間
昼夜問わず
オフィス・学校不向き

こんな人にオススメ
・オレンジとバニラのアイスキャンディ「オレンジクリームシクル」の香りを体験したい方
・ベリーニのリキュールが好きな方
・桃とオレンジのフルーティな香りが好きな方
・グルマン香水ラバーに

ピーチ感たっぷりのベリーニからオレンジクリームシクルへ。究極のフルーティグルマン

鹿ボトルがファンシーなロリータランド
ロリータレンピカならではの世界観が炸裂です!

そして超有名調香師を起用して誕生したロリータランド

1997年に彗星の如く誕生した
ロリータレンピカ

2006年に誕生しながら、香水YOUTUBERデミ様のレビューの(セルヨッフのリラに似ている)おかげで2019年に再び注目されることになった隠れたお宝エル
2013年のスイートココナッツ天国
エルレイム(エレイム)
次々とユニークで素晴らしい「香り、パッケージ、広告」と三拍子揃った完璧な香水をリリースし

ヒットを飛ばしていたロリータレンピカ

2014年の激甘チェリーのスイート
近年では新作リリースが失速していた印象ですが

フランシス・クルジャンを起用するあたり
ロリータランドで盛り返しを図ろうとする気迫を感じずにはいられません


さて「鹿ボトル」の夢がつまったロリータレンピカの世界

再起をかけたロリータランドの香りは…


トップノートはベリーニ100%!!
カクテルグラスに注がれたベリーニとオレンジジュースに鼻を近づけたような
ドリンク度★★★★★のデリシャスな香りです!


こんなにワクワクするオープニングは
さすがロリータランド=ロリータレンピカの世界!

そこからしだいにバニラが現れて
ベリーニのカクテルゾーンから今度は
オレンジクリームシクルに
オレンジとバニラのアイスキャンディをお楽しみください(フローラルはどこへ…?!見つけられないほどかすかです)
リアルなオレンジクリームシクルよりも甘いのは白桃のおかげでしょう

トップノートのベリーニといい、ミドルノートの白桃といい、結構桃づくし!
ネクターとかのジュースが好きならたまらない香りなのではないでしょうか

オレンジクリームシクルゾーンはしばらく続き

ラストではバニラとベンゾインのクリーミーな香りを中心に、オレンジクリームシクルの残り香が美味しく溶け合いフィニッシュ

ベリーニ→白桃とオレンジクリームシクル→バニラとオレンジクリームシクルといった香りの変化でした

広告は
※出典元 ピンタレスト

オブジェクトだけの広告しか見つからなかったんだが
ロリータレンピカ正気か?!

広告の素晴らしさがロリータレンピカの香水の醍醐味ではないのか?!


調香師にフランシス・クルジャン起用したから予算が足りなかったのか?!

真相は定かではありませんが

残念すぎる!!


代わりに私の大好きなロリータレンピカの広告を


刮目せよ!これがロリータレンピカの底力

第1作目にして伝説の名香となったロリータレンピカの広告

ミュグレーのエンジェルの亜流と言われようが

その後も徹底的にファンタジー路線を貫きます





あぁ、ロリータランドの本気の広告が見たかった…


香りとボトルに予算全振りした感じなので

クオリティは間違いありません

ただ、広告が…(まだ言うか笑)



ロリータレンピカの世界観をそのまま香りにした

ジューシースイートな夢の香り

ロリータランド


何歳であろうとも

あなたの奥底に眠る「ロリータ」を呼び起こす事でしょう