Artemisia Penhaligon’s EDP 2002年

調香師 ??

メインアコード
・パウダリー
・フローラル
・ウッディ
・バニラ
・ムスキー
・グリーン

持続力
★★★☆☆ 普通

拡散力
★★★☆☆ 普通

ノート
トップノート
ネクタリン、グリーンノート

ミドルノート
グリーンアップル、スズラン、ジャスミン、ティー、ヴァイオレット、バニラ、シクラメン、ローズ

ラストノート
オークモス、サンダルウッド、ムスク、アンバー

メインの香料目立つ順に
ムスク、ヴァイオレット、バニラ、ネクタリン、サンダルウッド 

年齢
10代から40代前半くらいのイメージ

季節
春秋冬向き

時間
日中向き
オフィス・学校不向き

こんな人にオススメ
・ユニークなバニラの香水が欲しい方
・甘くロマンティックな香りを探している
・ラッシュのアメリカンクリームに似た香りを探している

とろけるようなバニラとフルーツにパウダリーなヴァイオレットをミックスしたノスタルジックな香り
ミステリアスなネーミングも不思議感満載

アルテミジアときいて
ギリシャ神話のアルテミスを思い浮かべましたが

アルテミジアで調べると
怖い絵で有名な
アルテミジア・ジェンティレスキという女性画家が出てきたので驚きました



もし彼女の名前からこの香水が名付けられたのなら、
なぜアルテミジアという名をつけたのでしょう

壮絶な人生を生きた怖い絵を描く女性画家と可愛らしいこの香りはあまりにも対極にあると思うのです

結局なぜアルテミジアという名前なのか分からず、ミステリアスなまま、、、


そんなミステリアスなアルテミジア

香りは甘くロマンティックでとても可愛らしい香りです

トップノートはネクタリン(すもも)の甘酸っぱい香りとグリーンノートが爽やかに香ります

すぐにグリーンノートは去り
ネクタリンとバニラのとろけるように甘い香りが広がります

ドライダウンすると今度はフローラルとバニラゾーンに突入

ヴァイオレットのパウダリーな香りを中心にスズランや茶葉、ジャスミンがふんわりと香ります

優しい甘さは夢心地です


ラストノートではムスクを中心にバニラの残り香とサンダルウッドが肌に残りました


ネクタリン&グリーン→バニラネクタリン→バニラフローラル→ムスクウッディ

といった香りの変化でした

ニッチフレグランスですので
モデルや女優を起用した広告はありません


ボトルのシールがユニコーンなんですよね

徹底的にドリーミー&ロマンティック
なんでアルテミジアっていう名前なん?!
てことが、もはやどうでも良くなるほど

色彩豊かで優しい香り、、

もし女性画家アルテミジアが不遇の人生を歩んでいなければ、
人々に、時代に翻弄されていなければ、、、

美しくておだやかな人生を送っていたのかしら

甘く優しいアルテミジアの香りのように