太陽似合うよね。
ホルスの右目だから。
ホルス=鷹の頭した、隻眼の天空神。「ホルスの右目は太陽のこと」
ホルスの目というと、左目(月を表す)は父母敵であるセと神を討つ時に、
セトに潰されてしまったので亡くなった。
右目(ラーの目)は健在し、敵討ち後に、
豊穣の女神であるイシスから万能の力を授かり、
ホルスは全能の隻眼(右目・太陽を宿す)の万能の統治神になるという神話。
ラーの目(太陽)は、「敵を鎮圧する暴力的な力」です。
ラーの目を使わされたラーの妻(娘)バステト女神も同一視されます。
「目の女神」はラーの分身でもあります。
太陽神の危険な側面は、
しばしば雌ライオンや、保護と王権の象徴である蛇形記章、
またはコブラによって表されます。
「ラーの目」は、ホルス神に属する「ホルスの右目」とも呼ばれます。
エジプト人はしばしば太陽と月を特定の神々の「目」と呼びました。
太陽神ラーは自らを崇め敬わない人間を滅ぼすため、目を
繁栄と破壊の女神バステトに作り変え地上に送り、人間界で殺戮のかぎりを尽くさせた。
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なぜかホルス題材の雫姫やら(必ず太陽神で登場させる私は太陽神題材好きだなあ)
さて、
「ホルスの右目(太陽)とバステト猫の女神の絵」は、もちろん、
右目描いたよ。太陽の目だから。
太陽に目を描くのが好きで。
ホルス神は、左目(月)を失ったので(隻眼の神なんだよ)
2006年のデジハリ入学前推薦絵本作品の雫姫に登場する
太陽神も、目を描いたよ。
なんか太陽に片目だけ描く趣味は、
エジプト神話好きだからだと思う。
でもなぜか私が描く太陽神は、攻撃力最大の
恐ろしい神なので
右目なんだよ。ホルスの右目。
ホルスが失った、左目(月)は癒しの目で
右目(太陽)と真逆の意味を持つ。
だからか、失ったんだろうけど
左目(月)を失って以降、
父母の仇討ち出来て
統治神になれたわけです。
なんとなく、「癒しなんて甘えを捨てて、攻撃力だけに徹したら勝った」
という解釈にもとれるのですが
結局太陽というのは男性的で、古代から
「攻撃力、最大の戦闘力」と見なしてたのですね。
ラーというのは、最大の戦闘力を表すのです。
万物を組成する物でもありますけど。