小氷期は異常気象が多発する
直近の小氷期は、江戸時代・前期
江戸時代・前期、太陽活動が極めて低調だった。
1645年~1715年の間ほとんど太陽黒点が観測されなかった。
この期間は「マウンダー極小期」と呼ばれている。
◆江戸前期直前の、間氷期(温暖期)は、
温暖で気温変化が少なかったのに対して、
◆江戸前期(マウンダー極小期)に入ると、
温度幅が極めて大きくなり、
降雨・降雪量も大幅に増加しており、
異常気象の連続が常態となっていたことがわかっている。
現在は、最新の「氷河期時代」にはすでに突入しているが、
間氷期、小氷期を繰り返して、氷河期の底まで気温低下していく途中段階。
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最近、2020年~以降、異常気象多発している。
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米大寒波で20人以上死亡
アメリカはほとんどが記録的な寒さや降雪に見舞われた。
電気の需要が一気に急増したため、各地で停電が起きている。
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2021年は1、2月は、大寒波になり、
3~4月は、温暖に ・・・ラニーニャ現象により
3月こそ世界各地で高温が記録されたものの、
実は1月や2月はアメリカの大寒波に代表されるように、
気温が低い場所も多かったのです。
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シベリアが気温38度の猛暑、世界で豪雨の異常気象 2020.07.21
◆偏西風の蛇行がもたらすこと
豪雨、
元々寒い地域がめちゃくちゃ気温高くなる、
元々暑い地域がめちゃくちゃ寒くなる
シベリアの北部「ベルホヤンスク町」は、「-67.8度」という超最低気温地域。
ところが、
2021年、6月20日、ベルホヤンスク町の気温は、38度まで上昇した。
北極圏における史上最高気温となる可能性があるが、
このとんでもない事態が起きてしまった原因も偏西風の蛇行
シベリア上空で偏西風が大きく北に蛇行し、南からの暖気が断続的に流れ込んだため、
シベリア地域全体が「10万年に一度」の猛暑に襲われてしまった(6月19日付CNN)。
今年の冬の日本列島が記録的な暖冬になったのも、
偏西風が蛇行し寒気の流れ込みが弱くなったのが原因。
このように世界中で異常気象をもたらすのは偏西風の蛇行である
地球史というスケールで見ると、
2021年、現在の地球は、氷河期にあたる。
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42万年前から現在までの地球の気温推移グラフ