- 久々、本を読みました。
- 温室デイズ (角川文庫)/瀬尾 まいこ
- ¥500
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主人公は中学3年生の2人の女の子で、日に日に荒廃が進むく中学校で過ごしています。
卒業まであと半年というとき、ふとしたことからひどいいじめが始まり…
というストーリー。
このごろは、主人公が学生の物語はあまり読まないのですが(さすがにジェネレーションギャップがあるかと思って)、作者の瀬尾まいこさんの作品を読んだことがあったのと、荒れていく中学というのが気になって買いました。
というのも、わたしの通っていた中学は当時、それなりに荒れていて、先生によっては授業がまったく成り立たない状態でした。
今で言う、学級崩壊。
ほんとにひどかったです。
この物語に登場する中学はますます荒れていき、その中で2人の女の子たちがどうするのかを見てみたかったのです。
帯には、
「2人の少女が起こした、小さな優しい奇跡。」
とありますが、わたしが読んだ感想では「奇跡」というほどの変化はなかったかなぁと思います。
でも2人が起こす小さな行動が、ほんとに少しだけ周りを変えることにつながった。
途中のいじめの場面は読んでいてもつらいですが、最後まで読み終わると未来があるっていいなぁと思える、小さな明るさがありました。
とても読みやすくどんどん進むので、ついつい夜中に読み切ってしまいました。
今朝はさすがに眠く、うさきちとににを送り出してから、おもいっきり朝寝…
夜更かしして朝寝坊なんて、これじゃあまるで学生さんの夏休みみたい。
今週は世界水泳も気になって、夜更かししてしまいました。
さすがに今日は早めに寝ようと思います。