射手座木星入りっぽい話 | Earth Code~ほしと あなたを つなぐ場所

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チベット医学の脈診であなたのエネルギーを読み解き、
身体だけではなく、心と魂も癒すオーダーメイドのトリートメントを提供します。

真由美です。

 

とりあえず、働いていたホテルでのサロン勤務終了。

奇しくも(?)天王星おひつじ座入りと蠍座新月と木星射手座への移動というなかなかゴージャスなタイミングでの一区切りとなりました。

 

いろいろあったけど、最後に働いている人たちに笑顔で挨拶できて、お世話になりましたの菓子折り渡して、良い気分で辞められるというのはありがたいことだ。

 

きのうは大阪からめぐめぐが来てくれ、引っ越しの荷造りをはじめる。

 

…といっても、せいりせいとんが壊滅的にできないので、めぐめぐがガンガン箱にモノを入れてくれるのを横目で見ながら、とりあえず檻の中のくまのように、部屋をうろうろして「はー…」と疲れたため息をつくだけ。矢印いや、お前は本当に何もしていないのだがはっ?!

うろうろするのが仕事です (`・ω・´)キリッ

 

わたし、本当に!!!引っ越し苦手で、ただ引っ越しの梱包してくれる人を引き寄せる吸引力はダイソン並みに強く、東京引っ越しするときも日替わりでいろんな友達(リフレの先生までも!)が荷造りに来てくれたおかげで何とかなったのだった(´;ω;`)

 

 

 

大阪に行って、これからサロンを開くのにあたって、特に顧客もいるわけでもなければこの地に特別友だちが多いわけでもなく、本当にゼロからスタートすることになるので不安や恐れがないわけではない。

 

ただ、最近特に思い出すのは、30歳の時リシケシュからダラムサラに向かうバスの中で半分眠りながら考えていたことだ。

これは途中の駅での風景

 

 

この仕事をはじめて3年が経過していたが、私自身がものすごく精神的に不安定で、依存心が強くて、何かに救われたい・ここではないどこかに行きたいと常に渇望していた。

 

(本当の意味で「リラクゼーションを提供する」には、まずは施術者自身が精神的に安定しないと)と思い、何故か「インドに行ってヨガをする」ことにした。(ちなみにそれまで海外一人旅したことなければ、日本でヨガしたこともナイ)

 

3ヶ月のオープンチケットを購入したものの、初めは怖いし、とりあえず1か月半だけ滞在しようと思っていたら、アシュラムで毎日朝晩ヨガをし、日中は本を読んだり外国人の滞在者やインド人と身振り手振りでコミュニケーションをとっていく中で、少しずつ体力がついてきて、帰国日をチケット最大の3ヶ月まで延長し、調子に乗って「知らない町」に行くことにした。

 

 

ダラムサラは、リシケシュで会うひとみんなに「チベット料理は日本食に似ていておいしいし、肉も食べられるよ。雰囲気も全然インドと違ってるし、面白いよ」とおススメされ、(じゃあ行ってみるか)と思ったのだ。

(リシケシュは肉も酒も一応禁止)

 

電車に乗り深夜明かりもついていない駅で降りて、乗り換えたダラム行きのバスでほとんど整備されていない山道を登っていく途中(今のわたしには、なにもないなあ)とぼんやり考えていた。

 

 

英語もヒンディ語も話せず、頼れるひともいない。手持ちのお金もたぶん7万円くらいだったと思う。(ちなみに残り1か月半ほどインドに滞在する予定だった)

 

半分うとうとしながら(今のわたしにあるのは、この身体と魅力だけなんだ)と、ふと思った。

 

自分がどれだけ魅力的な人間になれるのか?

自分の持っている魂の美しさを、そのまま素直に出して、そしてさらに磨いていけるか?

 

人が人を惹きつけ、縛れるのは、けっきょくは魂の輝き、「魅力」しかないのだ。

 

 

日本にいるといろんなものを持っているから錯覚するけど、結局どれだけこの身体と魂を使って「魅力」を磨いていくか?

 

それさえあれば、何もなくてもいろんな人が助けてくれるし、なんとかなるし、

もしもならなかったら、それは私に魅力がないというだけのこと。


自分の魅力を磨くことは自分にしかできないし、それを知り、試していくチャンスがこれから向かうところ、「旅」なんだ。

 

そしてその時、(旅は人生みたいなものだ)とも思ったのだった。

 

 

なんというか、あの時とても静かだけど強烈に「わかった!」と感じたことが、その後わたしが、知らない土地に足を踏み入れるとき、絶対的な自信となって勇気をくれる。

 

 

書いていて気づいたけど「射手座木星入り」って、こういう経験を体験して、自分の魅力に気づいて拡大して「知らない領域」に足を踏み入れていくことなんだろうと思う。